学生ローンを調査!親より頼れる金融屋さん探し

学生もアコムローンを利用可能?審査に通る人と落ちる人の違い

アコムは国内最大手の消費者金融で、カードローンの他クレジットカードの発行なども行っていて、カードローンの場合800万円まで、最高18%の金利で融資を行っています。

ただし学生の場合収入が少ない為総量規制の規定により殆どは50万円が上限になり、実際には更に少額の利用しかできないのが普通です。

返済は月々一定額になり会社員などには返済の見通しがつけやすく、良い方法と言えますが、収入の安定性が低い学生には、それがかえって返済しにくくなる原因になるので注意が必要です。

もし返済に問題が有りそうであれば、アコムの利用は見合わせ、代わりに学生には返済しやす学生ローンの利用を考えましょう。

アコムのカードローンとは?800万円までの融資に対応

アコムというのは国内最大手の消費者金融で、現在では三菱UFJ銀行のMUFGグループに属していて、カードローンの他クレジットカードの発行を行い、カードローンは最高800万円まで融資しています。

ただし、800万円と言っても消費者金融ですから貸金業法の総量規制が適用になるため、収入が伴わなければ、希望通りの融資は受けられないということになります。

アコムの審査は銀行のカードローンなどよりも緩いと考えられますが、審査通過率から見れば、それでも半数以上の申込者が審査に否決になっているので、安易に申込むことはできません。

アコムは国内最大手の消費者金融

アコムは国内最大手の消費者金融で、現在ではカードローンの提供の他クレジットカードの発行、銀行の各種ローンの保証業務などを行っています。

以前は独立系の消費者金融でしたが現在では三菱UFJ銀行を中心とするMUFGグループの消費者金融となっており、銀行系の消費者金融ということになります。

アコムは最大手として消費者金融業界をけん引してきた歴史が有り、以前流した女性タレントを使ったコマーシャルではアコムだけではなく、消費者金融業界全体のイメージを変えたと言われることも有ります。

融資上限は800万円だが総量規制が適用される

アコムのカードローンの仕様は次のようになっています。

商品名 カードローン
利用限度額 800万円
金利(年利) 3.0%~18.0%
返済方式 定率リボルビング方式

融資の上限は800万円になっており、他の大手消費者金融の多くと同じくかなり高額の融資にも応じていることになります。

ただしアコムも消費者金融ですから、貸金業法の管理を受けることになるので、総量規制が適用になり、誰でも800万円まで融資が行われる訳ではありません。

このため申込みを行う場合には自分の収入を考慮して融資希望額を決める必要が有ります。

審査は銀行より緩いが審査通過率はそれほど高くはない

アコムの審査の難易度と言うのは消費者金融ですから、一般的に考えれば銀行のカードローンよりも緩くなります。

しかし審査にどの程度通過できるのかを表す審査通過率から見るとアコムの場合も申込者の50%までは行っておらず、半数以上は審査に通過できないと言うことになります。

ですから、申込者の中には消費者金融なら大丈夫だと安易に申込みをしてくる人がいるようですが、お金を借りるというのはそう簡単ではないということを忘れないようにして下さい。

~銀行系消費者金融とは~
銀行系消費者金融と言うのは、以前は銀行が設立に関与したような消費者金融を指していました。しかし以前は独立系と言っていた消費者金融の場合も、その後銀行の資本注入などで銀行のグループ企業になる例が増えて、現在ではこういった消費者金融も分類としては銀行系消費者金融と呼んでいます。
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学生の申込みは可能!年齢制限と収入要件に注意

アコムの申込条件では年齢制限と収入要件が規定されていて、20歳以上と言う制限は有りますが、収入さえ安定していれば、特に学生を排除しているような事は無く、学生の申込みが可能です。

ただし、アコムだけではありませんが、学生だからと言って、何か特別扱いが有るということはありません。このため利用条件などは、社会人と同じですから、注意しなければなりません。

学生の場合収入が安定していたとしても、それほど高額にはならない筈ですから、総量規制を考えれば、融資で利用できるのは最高50万円ということになるはずです。

要するに学生ローンを利用して借入れできる金額とそれほど変わらないと考えてください。

アコムの申込条件では学生は排除されていない

ではアコムは学生が利用出来るのかと言う話になりますが、そのためにはまずアコムの申込条件を確認しておかなければなりません。

アコムの申込条件は次のようになっています。

  • 20歳以上
  • 安定収入と返済能力が有る

したがって、直接学生を排除するような条件は記載されていませんから、この申込条件が満たされていれば、学生であっても申込むことが可能です。

注意しなければならないのは、申込可能年齢が20歳以上になっているので、学生でも高校卒業後すぐと言うような場合には申込むことができないことです。

学生ということは特に考慮されないので要注意

ただし、アコムのカードローンはあくまで一般社会人向けのものです。したがって学生には使いにくい面も出てきます。

そういった時に学生だからと言って、何らかの配慮があっても良いのではないかと考える人も珍しくないのですが、そういった配慮は全く期待できません。

条件的に学生でも申込みができるとは言っても、申込者はすべて平等に扱われ、特別扱いになるようなことは、どういった人でもないのです。

したがって、最初から学生ということで何らかの配慮を期待しているのであれば、アコムのカードローンと言うのは向きません。

改めて利用するキャッシング選びを行う必要が有るでしょう。

融資は収入にもよるが50万円が上限で実際にはさらに少額になる

では学生はいくらぐらい借りられるのかと言う話になりますが、先ほど説明したようにアコムの場合融資の上限は総量規制の制限を受けることになります。

総量規制と言うのは融資可能額は年収の3分の1までと言う規定です。しかしこれでは年収が少ない場合には、いくらも借りられないという事になってしまいます。

このためこの規定には例外が有り、1社あたり50万円まで、全社合わせて100万円までは年収に関わらず融資ができることになっています。

ですから学生は収入が有ると言っても、そう高額の収入がある人は少ないですから、多くの場合には、この50万円が上限になると考えられます。

ただし、これは上限ですから、審査では様々なな評価が行われ、特に最初は信用評価も低いですから、融資されるのは10万円台ということも十分考えられます。

要するに学生ローンと大きな違いはない訳です。

~金融取引では信用が重視される~
金融取引と言うのは結局は信用によって行われるもので、例えば赤の他人にお金を貸す人がいないのと同じで金融機関も初めての利用者と言うのは警戒します。このためまずは少額の融資が行われ、それでしっかり返済するということが示されれば、以後信用が上がって徐々に高額の利用ができるようになっていきます。

学生にはアコムの返済は厳しい!収入によっては借入れは止めるべき

ローンでは借入れに目が行きがちですし、利用者にとっては最も重要に見えます。しかし本当に重要なのは返済です。

アコムの返済方式では返済額は月々一定額になるので、収入が安定していればいる程返済計画が立てやすく、返済もしやすくなります。

しかし学生の収入と言うのは、安定していると言っても、学業を優先していれば、どうしてもアルバイト時間が短くなる時期が有ります。

このため社会人に比べれば不安定になってしまい、一定の返済額と言うのがかえって負担になって返済が厳しくなることが有ります。

ですから借入れ前に、必ず自分の返済能力というものをよく検討してみて、場合によっては借入れは見合わせることも必要です。

返済は月々一定額になる!アコムの返済方式とは

アコムの返済方式は定額リボルビング方式と言う方式で、審査によって決定する極度額と実際の借入金額によって一定の返済額が決定される方式になっています。

借入残高によって利息分が決まりますから、一定の金額額の内この利息分を差し引いた金額が月々の元金の返済分ということになります。

金額は次のように決まっています。

契約した極度額 月々の返済額(1000円単位)
30万円以内 借入金額の4.2%以上
30万円超 借入金額の3.0%以上

100万円超の場合にはさらに何段階かの設定が有りますので詳細はアコムのホームページで確認して下さい。

返済額は新たな借入れを行わなければ変わることはないので、収入が安定していれば、大変返済しやすい方式と言えるでしょう。

学生の収入はそれほど安定していないので月々一定額は厳しい

しかし学生の場合を考えてみましょう。学生は収入が安定していると言っても会社員程安定しているわけではありません。

学業をしていれば、学業を優先しなければなりません。優先しないのであればそもそも学校に行く必要はなく就職すれば良いのです。

したがって試験が行われる時期などはアルバイト時間を確保するのは難しくなるため、収入が減ってしまってもおかしくありません。

こうなってしまうと普通なら返済しやすい返済額が一定と言う方式も、学生には返済しにくい方法になってしまうことになるのです。

一見返済しやすそうな返済方式であっても、安易な思い込みはやめて、よく考える必要が有ることが分ったでしょうか。

返済の可能性を考え場合によっては借入れは止めるべき

そこでキャッシングを借りようと言う時は、まず自分の返済の可能性をよく考えてみることが重要になります。

その判断を行うには、まず自分は月々いくらまでの返済に耐えられるのかを見極める必要が有ります。

そこで1年分程度月々の収入と支出の金額を調べてください。これが分ったら、収入から支出を引いて月々の収支を計算してください。

この収支が自分の返済能力ということになります。この金額が小さすぎれば返済はできません。

注意が必要なのは収入が安定していない場合、収支も安定しませんから、収支が最少額になるときを基準にして判断してください。

ここで収支の平均を利用する人もいますが、それでは返済できない月が出てくる可能性が有るので注意しましょう。

もし計算した結果返済は難しいということになった場合には、借入れても返済できない可能性が高くなるので借り入れは止めましょう。もし無理して借りてしまうと返済できず最悪の場合自己破産も有り得るので十分注意しなければなりません。

~自己破産の情報は10年間残ってしまう~
自己破産をしてしまうと、その情報と言うのは信用情報に記載される事になり、この記録は10年間残ります。この記録が有るとローンの審査やクレジットカードの審査には通らなくなってしまうので、必要な時にお金が借りられなくなるので、大変困ることになります。

返済が不安な時は学生ローンも考えよう!アコムより返済しやすい

こういった学生の収入の特徴をよく考えて提供されているのが学生ローンです。

学生ローンなら学生のように収入の安定性が低くても返済して行けるような返済方式が採用されていて、学生が返済しやすくなっています。

学生ローンは使いたくないと考えている人には、学生ローンは卒業時に清算しなければならないという誤解が有る場合が有ります。

しかし学生ローンは卒業してもそのままの条件で借りたり返したりができます。ですから卒業時に清算する必要はありません。

もしアコムの借入れが難しいのであれば、こういった返済のしやすい学生ローンの利用を考えても良いのではないでしょうか。

学生ローンの返済方式なら収入が安定していなくて返済しやすい

説明したようにアコムのカードローンの返済方式では学生にはちょっと利用しにくい面が有ります。

そこで借入れを考える際にはアコムのような一般向けのキャッシングを考えるだけではなくて、学生向けに提供されている学生ローンも調べてみるようにしましょう。

学生ローンと言うのは、学生に融資するという前提で設計されたものですから、様々な面で学生が利用しやすいようになっています。

特に返済は重要ですが、学生ローンの場合は、返済方式が学生の収入が時期的に減ってしまう可能性が最初から考慮して作られています。

学生ローンによって違いが有りますが、多くの学生ローンが採用している返済方式は元金自由返済方式というものです。

この元金自由返済方式と言うのは月々の返済では利息分は必ず返済しなければなりませんが、元金の返済分については、返済期限は決められていますが、何時返済するかは自分で決めることができます。

したがって、例えば試験でアルバイトがあまりできず、収入が少なくなってしまったというようなときは、元金の返済はせず利息分だけ入金して済ませるということが可能です。

学生ローンは卒業しても使い続けることが可能

こういった話をすると、しかし学生ローンは卒業時にすべて返済して清算しなければならないから、その時の負担が心配だという人がいます。

しかし現在の殆どの学生ローンは、卒業後もそれまでの利用条件と同じように利用できることになっています。

したがって学生時代に借りたものの残高が残っていても、就職後でもそれまで通り返済できます。

また借入れ時期にもよりますが、学生時代に借りて、卒業までは利息分だけの支払いを行い、就職後に元金分の返済を始めるというような使い方も可能になっています。

もちろん利息ばかり支払うことになるので、あまり有利な利用方法とは言えませんが、上手に利用すれば、アコムよりも楽な返済ができることも考えられます。

アコムの借入が難しい時は学生ローンの利用も考えてみよう

そこでアコムでは返済が難しいために借入れは難しいと判断した場合には、学生ローンを利用することも考えてみて下さい。学生ローンだから返済が可能ということではありませんから、よく返済の可能性は検討する必要は有りますが、学生ローンであれば、返済額が調整出来る分返済しやすい筈です。

就職すれば今度は返済額が一定になったほうが返済しやすいというのであれば、学生時代は学生ローンを利用して、卒業後学生ローンの返済が終わった段階で、利用先を変更すれば良いだけです。

また卒業後会社員になるのではなく、自営業者になるのであれば、収入の安定性は会社員より低いですから、学生ローンのような返済額が調整できるものの方が良いということも考えられます。

よく考えて最適なものを選ぶようにして下さい。

~学生ローンは全国から利用出来る~
学生ローンを利用したいけど自分の地域では店舗が見つからないと言う人もいますが、最近ではインターネット上から申込みできるところがたくさんあります。ですからまずはホームページをよく読んで全国から利用できるものを探してみましょう。

ここでアコムのカードローンの学生の利用について纏めておきます。

  • アコムのカードローンは800万円までの融資に対応している
  • アコムのカードローンは学生でも利用可能だが収入的に50万円が融資上限になる場合が多い
  • アコムの返済は月々一定だが収入の安定性が低い学生には返済は厳しい
  • 返済に不安が有る場合は学生ローンの利用も考えるべき

学生の場合学費で高額のお金が必要ということは有りますが、その他の場合それ程高額のお金が必要と言うのは考え難いので、まずはアルバイトでお金を稼いで借入れしなくて済むようにする事を考えましょう。

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