学生ローンを調査!親より頼れる金融屋さん探し

学生でも新車をローンで購入できる?アルバイト収入が前提になる!

自動車を購入する場合、新車でも中古車でも多くは自動車ローンを利用しています。

自動車ローンには銀行などが提供しているものを始め、信販会社のものや販売店などの提携ローンがあります。

学生がアルバイト収入で新車を購入する場合、利用出来るローンとしてはこの内提携ローンを利用するか、或は何にでも利用出来る学生ローンということになり、提携ローンでは保証人が必要な場合も有ります。

学生ローンの場合には、借入可能額が少なく、とても新車の購入が可能な金額には足りず、まずはある程度の自己資金を用意することが必要になるでしょう。

ただし、なにも新車に拘る必要はなく学生の内は購入額を抑えるために中古車の利用も考えるべきでしょう。

免許を取ったので新車を買いたい!学生でもローンの利用はできる?

自動車を購入する場合、新車であっても中古車であっても、そう簡単に変える金額ではないので、ローンを利用するのが普通です。

自動車購入に利用出来るローンとしては自動車ローンや、利用目的が限定されないフリーローンが考えられ、通常は金利の有利な自動車ローンが使われます。

学生の場合も自動車ローンを利用したいと考えると思いますが、銀行や信販会社が提供している自動車ローンでは、安定性の低いアルバイト収入しかない学生では審査通過は難しく利用はまずできません。

このため学生が利用できる可能性が有るのは販売店などの提携ローンかあるいはフリーローンである学生ローンと言うことになります。

自動車購入に利用出来るローンとは?

自動車の購入と言うのは、人生においても住宅の購入に次いで高い買い物になります。このため自己資金だけで購入する人は少なく、ローンを利用して、必要なお金を作るのが普通です。

自動車の購入に利用できるローンには次のようなものが有ります。

  • 自動車の購入のために用意されている自動車ローン
  • 事業目的以外の目的なら何にでも利用出来るフリーローン

この内多くの人が利用しているのが、自動車ローンの方ですが、自動車ローンにも次のような種類が有ります。

  • 銀行などの自動車ローン
  • 信販会社の自動車ローン
  • 販売店やディーラーの提携ローン

最近では銀行などの自動車ローンは審査が厳しくなっているので、信販会社のものや販売店の提携ローンなどの利用者が増えているようです。

学生の場合銀行や信販会社の自動車ローンは利用しにくい

学生の場合でも条件さえ満たしていれば、これ等の自動車ローンは利用できますが、銀行や信販会社の自動車ローンの利用と言うのはなかなか難しいものが有ります。

まず学生が免許証を取るのは高校卒業後の初めての夏休みというような人が多く18歳で取得します。

その時点で購入したいと言い場合、銀行や信販会社のものは未成年では申込条件が満たせない場合が多く、そういった学生は利用できません。

また年齢的には大丈夫であっても収入はアルバイト収入ということになるので、安定性や金額に問題が有り、申込みができない場合や審査に通らないというのが普通です。

このため、これ等のローンは学生には使いにくいものになっています。

利用出来るとすれば提携ローンか学生ローン

そこで学生が利用できる可能性のあるものとしては、残りの販売店やディーラーの提携ローンと言うことになります。

銀行や信販会社はお金を貸して利息を取ることで利益にしていますが、販売店やディーラーというのは自動車を売らなければ利益に繋がりません。

このため銀行や信販会社は厳しく審査をして確実に返済が見込める人にしか貸しませんが、提携ローンの場合には自動車を売るために審査は多少緩くなります。

ですからこういった提携ローンであれば、学生にも利用できる可能性が出てくるということです。

~銀行の自動車ローンの審査は徐々に厳しくなってきている~
銀行の自動車ローンと言うのは最近の傾向として徐々に審査が厳しくなってきているようです。以前は審査に通っていたのに買い替えた時には通らなかったという人も増えていて、今後もこの傾向が続く可能性が有ります。

学生が提携ローンを利用する条件とは?アルバイトでの安定収入が前提

ただし、ローンを申込むためにはまず申込条件を満たさなければなりません。これは提携ローンであっても学生ローンであっても同じで、特に提携ローンでは学生でも申込めるものを探さなければなりません。

また申込条件には収入要件がありますが、これには安定収入ということが明記されている為、学生の場合はなかなか難しいですが、まずは長期アルバイトを行っている必要が有るでしょう。

もし未成年であったり、収入が安定していない場合には学生本人だけでは審査が難しく、場合によっては保証人を付けなければ利用できないという場合も有ります。

ローンは申込条件を満たす必要が有る

そこで学生が新車を買おうという場合には提携ローンか学生ローンということになりますが、これ等のローンにも申込条件が有って、誰でも利用できるわけではありません。

提携ローンを利用する場合、販売店などを回って自分でも申込みができる提携ローンかどうかを調べなければなりません。特に学生の場合には収入の安定性が問題になるので、そういった条件を調べてみましょう。

もちろん希望の車種によって借入金額も変わってくるので、販売店でよく相談して、借りられそうなところを探さなければなりません。

学生が安定収入を得るには長期アルバイトをしている必要が有る

当然ですが、ローンを借りたら翌月から返済が始まります。返済方式にもよりますが、多くのローンは月々返済額が一定になり、長期にわたってこのお金を支払うことになります。

会社員であれば収入が安定しているので返済額が一定になるというのは返済しやすい方式なのですが、学生の場合にはなかなか収入は安定しないので、返済方式としてはかなり厳しいものになります。

このため返済を考える場合には、学生も長期アルバイトを行って安定的に収入を得るようになる必要が有ります。

また審査においても短期アルバイトでは評価が低く審査通過は難しいので、審査通過を狙う意味でも長期アルバイトを行うことが必須です。

場合によっては保証人を要求されることも有る

自分の収入は安定していないし、そもそも金額もそう多くは無いという場合には、提携ローンであってもなかなか融資をしましょうという業者は居ません。

ただし提携ローンによっては保証人がいれば融資するという場合も有ります。それについても販売店などに相談に行った時に確認しておくようにしましょう。

未成年であってもやはり保証人がいれば、融資してもらえるものも有るので、18歳だから自動車の購入は無理だと諦める前に、保証人を探してみる価値はあるでしょう。

~保証人を探すのはかなり難しく親ぐらいしか頼めない~
本文では保証人を用意すれば借りられるような話になっていますが、実は最近はその保証人になってくれる人がほとんどいなくなり、そう簡単には借りられません。保証人を引き受けてくれるとすれば、親が最も可能性が高く、その他はまず無理です。ですから学生が自動車を買うのであればまずは親に相談しておくことが必要でしょう。
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学生ローンでは新車購入には足りない!自己資金を作っておく必要有り

もし提携ローンが利用できない場合は、学生ローンしか選択肢が無くなりますが、学生ローンは融資上限まで借りられたとしても50万円ということになり、新車購入には足りません。

このため学生ローンの借入れで新車を購入する場合には、不足分は自己資金を用意しなければなりませんから、貯蓄が無い場合には、しばらくアルバイトを続けなければ購入は無理ということになります。

また学生ローンを利用する場合には提携ローンよりも金利は高めになるので、不利な借り入れを行わなければならないため、借入額は出来るだけ少なくすべきでしょう。

提携ローンが利用できない時は学生ローンが有るが新車購入には不足

保証人が用意できず、自分だけでは提携ローンを利用できないという場合には、学生ローンの利用を考えてみましょう。

自動車もピンからキリまであって、新車の価格と言うのは様々ですが、50万円以下というようなものは、まず無いでしょう。

学生ローンの場合、殆どのものは融資の上限額は50万円ということになっています。このためこれ以上の融資は望めません。

ですから、学生ローン1つの融資で借りられるお金では、ギリギリまで借りたとしても、新車を購入するのは難しいということです。

2件3件と学生ローンを借り入れれば、最高100万円まで借入れできる可能性はありますが、返済も2件3件と並行することになるので、こういった借入れをしてしまうと多重債務者まっしぐらです。

複数借入れは、決してお勧めできる借入れ方法とは言えません。

自己資金を用意する必要が有る

ではどうやってお金を用意すれば良いのかと言う話になりますが、他に借入れできそうなものは有りませんから、足りない分と言うのは自己資金で用意するしかありません。

新車購入を目指すのであれば、まずはアルバイトをして貯蓄し、ある程度の自己資金を用意してください。

この場合貯蓄中は特に返済するというわけではありませんから、月々一定額を用意する必要は無く、自分のペースで貯蓄して行けばよい訳ですから気が楽です。

例えば月々5万円を貯蓄できれば、年間60万円貯まる計算になりますから、これに学生ローンからの借入を足せば、車種は限られますが新車購入も夢ではなくなります。

学生ローンは提携ローンよりも金利が高いので不利

ただし注意しなければならないのは、学生ローンは提携ローンよりも金利が高いということです。

次の表は提携ローンと学生ローンの金利の比較です。

ローンの種類 金利
提携ローン 5%~7%
学生ローン 16%~20%

これを見ると学生ローンを借りるのはかなり不利な条件になることが分ります。

学生ローンで新車を買おうという場合には、こういった不利になる点も理解したうえで借りるようにして下さい。

~始めて学生ローンを利用する場合上限まで借りるのは無理~
本文では学生ローンの融資上限額は概ね50万円と説明していますが、最初からそこまで貸してくれる業者はまず無く、初回の借入れでは上限を30万円程度に下げているのが普通です。これは初回ということでまだお付き合いが無く信用がそれほど高くないからで、何度か利用して契約通り返済していれば、上限の50万円まで利用出来るようになっていきます。

最初は中古でもよいのでは?自己資金を作って現金で買うのもお勧め

学生の場合、収入が少なく安定性もそれほどない訳ですから、高額の借入れが必要になるような新車を狙うのではなくて、借入れするにしても新車よりも少額で済む中古車の利用も考えてみるべきです。

また価格が少額であれば、融資を利用するのではなく、自己資金を用意して購入するという方法も考えられ、有利な購入ができる可能性も出てきます。

自己資金を用意してから購入するという方法が採れれば、次の買い替え時までに自己資金を貯めることができるので、うまくすれば一生借入れせずに自動車の購入を次々に行っていくことも可能です。

最初は運転の練習ということも有り中古の利用も考えよう

免許を取得すればやはり自分の自動車が欲しくなるという人も多いのかもしれません。しかも出来れば新車が欲しいと考える気持ちは分らなくは有りません。

しかし、冷静に考えれば、学生は勉強が本分であって、お金を借りて自動車を買うことが必要なこととは思えません。

どうしても欲しいという場合でも何も高額になる新車でなくても、最初は運転の練習と言う位置づけにして、安めの中古車で十分なのではないでしょうか。

自動車と言うのは時期が来れば買い替えるものです。ですから最初は中古車で我慢して、買い替える時に収入に合わせて徐々に良い自動車に乗り換えて行くほうが、自然ですし、なにより返済も楽でしょう。

融資を利用する事ばかり考えていてはいけない

またここまで融資を利用する事ばかりを考えてみましたが、借入れ前提に考えなくても良いのではないでしょうか。

先程学生ローンを利用する場合、ある程度の自己資金も必要なことを説明しましたが、この話をもう少し深く考えれば、時間は必要になりますが、借入れしなくても自己資金だけで購入する事も可能です。

学生の内から自動車がどうしても必要になるということはそうは無い筈ですから、暫くの間は適度にアルバイトを行って貯蓄に励んでも良いでしょう。もし借入れせずに自動車が購入出来れば、返済の必要も無く、あとあと楽な気分で自動車を利用することも可能なのです。

一生借入れしないで自動車を買う方法

この話は購入後次の自動車の購入に向けても同じことが言えます。返済と言うわけではありませんが、1台目の自動車を購入したら、ローンの返済だと思って、その分のお金を貯蓄に回しましょう。

そうすれば買い替え時期くらいになると、また借入れせずに新しい自動車が購入できる程度にお金が貯まるでしょう。

これを繰り返せば、一生自動車購入のためにローンを利用する必要が無くなります。

ローンを借りる際には返済時に利息を払う必要が有りますが、この方法であればお金を預けるわけですから、微々たるものとはいえ逆に利息を付けてもらうこともでき、その分お得です。

この方法の欠点は最初だけは購入までに時間がかかるということで、どうしても自動車が必要と言うわけではない学生のうちに始めるからできる方法と言えるでしょう。

~借入れは返済ができるか検証してから行うべき~
免許を取って早速自動車を購入したいという場合、後先考えずにローンの契約をしてしまう人がいますが、そういう場合も、まずは落ち着いて、ローンを借りたら自分は返済して行けるのかを計算してみましょう。買ったはいいが返済が続かなかったというのでは、せっかく買った自動車も売りに出さなければならなくなってしまいます。

ここで学生でもアルバイト収入で新車の購入ができるのかについて纏めておきます。

  • 学生でも提携ローンや学生ローンの利用で新車の購入はできる可能性はある
  • 提携ローンを利用する場合はアルバイトで安定収入を得ているか保証人を用意しなければ難しい
  • 学生ローンを利用する場合にはそれだけでは足りないので自己資金が必要
  • 最初は新車ではなく中古車にして自己資金だけで購入することを考えたほうが後々楽

現在自動車は購入するのではなく、カーリースなど新しい利用方法も出てきているので、よく考えて利用しやすい方法を選びましょう。

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