学生ローンは保証人必要なし！自分の信用の範囲内で借りよう！

保証人は借り手が返済できなくなった時に借り手に代わって返済することを約束する人で、かつてはローンを借りる時は担保と並んで要求されましたが、最近は保証会社が保証を行うので必要無いローンが増えてきました。

学生ローンを借りる場合も、通常は保証人を用意する必要はなく、申込みは学生自身だけで行うことができますが、融資されるのは審査で評価される自分の信用の範囲内になるので、通常あまり高額な利用はできません。

ただし、返済ができなくなっても保証人がいる訳ではありませんから、返済に行き詰ると自分の責任でなんとかするしかありません。場合によっては最悪自己破産ということも無いとは言えないのです。

保証人ってどういう人？かつてはローン利用では必ず必要だった！

保証人と言うのはお金を借りた人が返済に行き詰ってしまい、返済ができなくなってしまった時に借り手に代わって返済するという約束を金融機関に対して行う人のことで、借入額に見合った信用が要求されます。

以前、銀行からお金を借りるにはこの保証人と、担保が必要で保証人の場合、親兄弟や親戚などに頼むか、地域の名士と言われるような人が引き受けてくれました。

しかし最近では引き受けてくれる人が少なくなり、このようなやり方ではお金を借りるのが難しくなってしまいました。

そこでこういったものが無くても融資を行う消費者金融が現れることになり、今では銀行のローンでも保証会社が保証するようになって保証人は必要なくなって来ています。

保証人は借り手が返済できなくなったら代って返済しなければならない

お金を借りようという場合、以前は次の２つが要求されました。

• 保証人
• 担保

しかしこれ等の意味を知っている人と言うのは最近少なくなってきています。

保証人と言うのはお金を借りる場合、借り手が返済途中で万が一返済できなくなってしまった場合、借り手に代わって返済することを金融機関に対して約束する人のことを言います。

ドラマなどでは、借り手が夜逃げをしてしまって、保証人になった人が巨額の債務を背負うというような話が描かれる事が有りますが、安易に保証人を引き受けたらそういう危険性も無いとは言えません。

担保というのは返済できなくなった時に、それを金融機関に渡すと約束するもので、日本では不動産が良く用いられていました。

以前は銀行からお金を借りるには保証人と担保が必要だった

以前は銀行からローンを借りようという場合には、必ずこの保証人と担保を付ける必要が有ったため、お金を借りるのはなかなか難しいものが有って、お金が必要なのだけれども借りられないという人も多かったのです。

そこでそういう人に対して融資を行うようになったのが消費者金融で、消費者金融は信用保証と言う技術を開発して保証人や担保無しでもお金が借りられるようにしました。

しかし、その後も銀行は旧態然とした保証人と担保に拘っていたため、キャッシングのように手軽に融資を受けられるような金融商品では次第に消費者金融の利用者が増えることになりました。

もちろん利用者の獲得機会を消費者金融に奪われて行く訳ですから、銀行も次第に焦ってくることになった訳です。

現在では保証は保証会社が行ってくれるようになっている

このため銀行でも保証人無し、担保無しでお金を借りることができるカードローンという金融商品を提供することになります。

しかし銀行には消費者金融のような信用保証と言う技術が有りませんでしたから、この時点で銀行は消費者金融との間に信用保証業務の委託という形で提携するようになったわけです。

この後は、カードローンだけではなく、多くのローンでこの手法が用いられるようになって現在では住宅ローンでも保証人や担保が必要なくなりました。

最近では消費者金融も融資業務の他、保証業務でもお金が稼げるようになって、会社を分離して保証会社と言う形になっているところも有ります。

学生ローンに保証人は必要ない！申込みは自分だけで可能

学生ローンでもやはり保証人を要求しているものはまずありません。ただ成人していない場合は本来は親の保証が要求されるものです。

このためこれの確認が面倒な場合には融資対象を２０歳以上にしていることもあるので注意が必要です。

もちろん保証人がいないわけですから、金融機関のほうは返済できない可能性が有るというリスクがあるため、融資されるお金と言うのは、審査で評価される申込者の信用評価の範囲内ということになります。

ただし、説明に目を通すと原則として保証人は必要ないと言っているだけで、絶対とは言っておらず場合によっては要求される可能性は残っていますから、申込みの際にはこの点気を付けるようにしましょう。

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学生ローンもカードローン等と同じように原則として保証人は必要ない

説明したように今では多くのローンが保証人や担保無しで借入れできる様になりました。

これは学生ローンでも同じで、やはり原則として保証人を要求されるというような事はありません。

したがって、たとえば以前であれば親には内証にしておきたいけれども保証人になってくれる人がいないために、親にお願いするしかないというような事が有りましたが、現在では親バレを避けることも可能です。

学生ローンを利用する人の大部分は親に内緒で借りたいと考えていますから、学生には良い時代になったわけです。

借入れは自分だけで可能で自分の信用の範囲内で行われる

このように学生ローンを利用すれば、借入れは自分だけで可能になりますが、もちろんそれでいくらでも借入れできるという訳ではありません。

ローンの融資と言うのは申込時の審査でどの程度の返済が可能かを判断して、その範囲で融資が行われるのは、学生ローンも他のローンも変わりません。

基本的には自分の信用の範囲内でなければ借りることはできない訳です。

この点で言えば自分に信用が無かったとしても保証人がいることによって保証人の信用の範囲で融資してもらえるローンと大きく違います。

この場合自分に信用が無かったとしても、大きな信用が有る保証人がいれば、高額の融資が受けられますから、学生ローンを含めて現在のローンというのは借り易いけれども高額利用はしにくいと言えるでしょう。

ただし場合によっては保証人を要求されることになる

また申込者の信用によっては融資ができない場合も出てきますが、学生ローンによっては、こういう場合保証人を付ければ融資してくれるものもあります。

学生ローンの説明に原則として保証人は必要ないと言っているのは、場合によってはここで説明したように、保証人を付けることで、本来は融資はできない人でも融資ができるという意味です。

もし自分だけでは審査通過が難しいのではないかと言う場合には、学生ローンの申込みは店舗窓口に行って、相談しながら行って、必要なら保証人を付けるという話をしてみて下さい。

ただし、この場合は事前に保証人を探しておきましょう。保証人前提で申込んだはいいが、保証人になってもらえなかったというような事にならないように注意しましょう。

返済できなければ自分の責任！保証人がいないほうが怖いことも有る

もちろん保証人がいなければ返済できなくなっても、自分で何とかしなければなりません。

この点で言えば保証人がいないという事のほうがかえって怖いという面が有りるので、学生ローンでも安易に考えてはいけません。

保証会社が保証してくれる場合は金融機関自体ではなく、借り手と保証会社の間の問題ということになり、保証会社が債券の回収に乗り出すことになります。

保証会社がいるから返済できなくても安心ということでは決してありません。

もし、返済ができないことになった場合には、差し押さえなどが行われますが、そうなる前に弁護士などに依頼して債務整理を行うのが普通で、返済条件などの見直しが行われますが、最悪の場合自己破産に追込まれます。

返済できなければ自分の責任！保証人がいないほうが怖いことも有る

保証人と言うのは説明したように返済できなかった時のことを考えて金融機関が必要としていたものです。このようにローンというのは融資を受ける時よりも返済のほうが金融機関としては大切なのです。

保証人がいない場合には、自力で返済して行かなければなりませんから返済できなければ自分の責任ということになるため、そうならないように十分注意しなければなりません。

保証人が居れば、最悪保証人が保証してくれていたわけですが、居なければ全責任を自分が負うと言う意味で、かえって保証人がいないほうが怖いということにもなります。

したがって、お金を借りる場合には安易な気持ちで借りることは絶対にしてはいけません。

保証会社が保証してくれる場合は保証会社が回収に乗り出す

しかし、借入れに当たって保証会社の保証を受けているという場合には返済できなくなっても保証会社が保証してくれるので、構わないだろうと考えてしまう人もいます。

しかしこの場合確かに保証会社が保証することで融資した金融機関は損失にはなりませんが、その分保証会社が損失をうので、保証会社のほうが、債権の回収を行うことになります。

したがって、借り手側はいずれにしても返済を行わなければならない訳ですから、安易な考えを持っていてはいけません。返済できないなら借入れしてはいけないのです。

また保証会社によっては、なかなか債権の回収ができなければその債権を別業者に売ってしまう可能性も有ります。

その場合にはどういった業者に渡るか分りませんから、場合によっては厳しい取り立てが行われる可能性も有るのです。

返済できなければ債務整理に追い込まれる

もし返済が行われなければ、法的な手続きを経て差し押さえなどに進んでしまいます。

通常はそうなる前に弁護士などに依頼して、債権者との間で債務整理の話し合いが行われることになります。

その場合どのように返済して行けばよいのかなどが話し合われますが、最悪の場合には自己破産ということも有ります。

審査通過の見込みが無ければ保証人を付ければ融資を受けられる可能性

ただし、ローンによっては保証人を付けることができるものもありますし、現在でも保証人や担保が前提になっているローンというものもあるのです。

ローンの利用を考えている時はまずその点を確認しておきましょう。

また普通なら審査通過が難しく、借入れできないような人でも、保証人を付けることによって融資が受けられるといういこともあります。

ですから融資を諦めなくてはならないと考えている場合も、一概に諦める必要はありません。

例えば一部の自動車ローンなどは未成年でも保証人がいれば借入れできるものがあり、１８歳で免許を取得した直後でも親などに保証人をお願いできれば、自動車の購入のためのローンの利用ができる可能性も有るのです。

ローンによっては保証人を付けることができるものもある

学生ローンや一般向けのキャッシングローンでは通常保証人は要求されませんし、先ほど説明したように現在では多くのローンが保証人無しで申込めるようになっています。

もちろん返済はしていかなければなりませんから借入れには注意が必要ですが、必要なローンを利用するための手段として利用する人もいないわけではありません。

審査通過が難しそうなら保証人を探せば融資が受けられる可能性が有る

学生ローンのところで説明したように、その他のローンでも通常必要ない保証人を付けることで融資が受けられる可能性が出てきます。

もちろんお願いする保証人の信用によって借入れできる金額は変わってきますし、自分以上に信用が無い人に保証人を頼んでも、状況は全く変わりませんが、保証人によっては高額融資を受けることも可能なのです。

問題なのはそういった保証人が探せるかどうかということでしょう。

どうしてもお金が必要と言う場合には、まずは周囲を探してみることも必要なことです。

保証人がいれば借りられる例とは

では保証人がれば借入れができるというものにどのようなものが有るのか紹介してみましょう。

現在住宅ローンはＦＬＡＴ３５と言うローンが多くの人に利用されています。このローンは住宅ローンですが保証人の必要はありません。

このローンでは借り手に何かあって返済ができなくなった場合には借り手の保険金で残債が支払われることになります。

このため申込みの際に生命保険に加入する必要が有り、そのためには健康診断なども受ける必要が有ります。

しかしこの健康診断は全員が良好な訳ではありません。ですからＦＡＬＴ３５が借りられない人もいるわけです。

しかし金融機関はＦＬＡＴ３５以外にも保証人を付けることで利用出来る住宅ローンも用意しています。保証人が要れば住宅を諦める必要は無い訳です。

もう一つは自動車ローンです。自動車ローンは銀行や信販会社のものの他、ディーラーや販売店の提携ローンがあります。

銀行や信販会社のものは学生では借りにくいですが、提携ローンの場合には、業者はできるだけ売りたいと考えているわけですから、保証人を用意できれば未成年でも学生でも融資される可能性が有ります。

このように保証人が言えれば、通常なら借入れできないローンも借入れできる可能性が出てくるわけです。

ここで学生ローンは保証人が必要なのかについて纏めておきます。

• かつてローンの借入れには保証人が必ず必要だった
• 最近では学生ローンも含めてほとんどのローンで保証人は必要ない
• 保証人がいないので返済は全て自分の責任で行わなければならない
• 審査通過の見込みがない場合には保証人を付ければ借入れできる可能性が有る

保証人付きでローンを利用すれば高額の借入れができる可能性が有りますが、返済できなければ保証人に大きな迷惑がかかります。そのことを理解してから融資の利用を考えましょう。