学生ローンを調査!親より頼れる金融屋さん探し

中古バイク購入のお金を借りたい…学生だとローンの金利が高くなる?

学生の中にはバイクが欲しいと考える人がいますが、新車は高いため中古を狙う場合が有ります。中古であってもそう安くは有りませんから購入するにはローンを利用することになりますが有利に利用するには自動車ローンが最適でしょう。

しかし学生の場合には保証人が無ければ借入れが難しく、その場合にはフリーローンである学生ローンの借入れということになりますが、そう高額な借入れはできませんから、バイクによっては自己資金が必要になります。

ただし、借入れではなくお金を貯めてから、現金で買うという方法も考えられ、この場合購入までに時間がかかってしまいますが、購入後は返済の必要が無く利息を支払わなければならないということ無いので最もお得な方法と言えます。

中古バイクの購入費は基本的には自動車ローン!フリーローン利用も可

学生ということになると、バイクが欲しくてもなかなか新車を買うのは難しいので、中古を狙うことが良くあります。中古車とは言っても学生にとっては高額ですからやはりローンを利用してお金を借り無ければなりません。

この時利用できるローンは、新車を購入するのと基本的には変わらず、自動車ローンと言うのが普通で、これが利用できない場合には、フリーローンである学生ローンが利用されることになります。

自動車ローンの場合、学生で借りられるとすれば、販売店やディーラーの提携ローンと言うことになり、その場合も保証人が付かなければ審査に通過することはまずできません。

中古バイク購入に利用出来るローンとは

地方での経験ですが、免許を取得するとバイクなり自動車なりが欲しくなるものです。

例えば高校時代に原付の免許を取れば原付が欲しくなって、親に頼んで買ってもらうというパターンになります。地方の場合移動手段として親も有る程度必要性を認めるので、意外とすんなり買ってもらえる場合も有るようです。

これと同様に大学生が自動車の免許を取ればやはり自動車が欲しくなるというわけです。ただ自動車の場合には就職に有利と言う理由で免許だけは取得しておこうという場合も有るので購入には至らないケースも有るでしょう。

しかしバイクはどうでしょうか、バイクの免許というのは自動車程必要性が高いとは言えません。したがってバイクの免許を取るという人はバイクに乗りたいと考えている場合が多く、免許を取得したら、やはりすぐにバイクを買いたいと考えるでしょう。

その場合には購入費用が掛かりますが、その金額は学生にそうそう簡単に用意できるというものではありません。

バイクの場合すんなり親が出してくれるというわけにはいかないでしょうから、購入するにはローンを利用するしかありません。

もちろん借入れすれば返済の負担が生じますから、そう高額な借入れは出来ません。そこで狙い目になるのが中古バイクです。中古にしても新車にしても、バイクの購入に利用出来るローンには次のようなものが有ります。

  • 自動車ローン
  • フリーローン(含学生ローン)

ローンと言うのは利用目的が限定されている目的別ローンと原則的に何に利用しても良いフリーローンがあります。

このため自動車やバイクを買う場合には、目的別ローンの1つで利用目的が自動車やバイクの購入に限定された自動車ローンかフリーローンのどちらかを利用することになります。

自動車ローンのほうが高額利用ができて金利も有利

最近ではカードローンなどのフリーローンなら比較的簡単に借りられますし、学生であっても金額は別として、融資を受けるだけなら、収入さえあれば、やはり借入れはそれほど難しいことではありません。

それならフリーローンでいいだろうと考える場合も有るでしょうが、ローンの借入れで無視できないのは有利な利用ということです。それには各ローンの金利を見る必要が有ります。

自動車ローンと学生ローンの最高金利を比較したものが次の表です。

ローン 最高金利
学生ローン 17%~20%
自動車ローン 2%~3%台(銀行)
5%~7%(ディーラー系 新車)
7%~10%(ディーラー系 中古車)

このように金利から見ると学生ローンで借入れするのと自動車ローンを利用するのではかなりの差が有るので、借りるとすれば自動車ローンを借りたほうがずっとお得になるはずです。

自動車ローンを利用出来るとすれば保証人が必要

ただし、問題は学生ローンであれば、比較的簡単に審査に通過して借入れすることができますが、自動車ローンはそうはいきません。収入が少なく安定していない学生の場合、銀行の自動車ローンの借入れは無理です。

借入れができるとすればディーラー系の提携ローンですが、この場合も提携先の信販会社は学生にそのまま貸すような事はしません。借入れできるとすれば誰か返済能力がしっかりした保証人を付ける必要が有ります。

ですからバイク購入で自動車ローンを借りたいという場合には、まず保証人を探すことから始めなければなりません。

学生の場合保証人を引き受けてくれるのは、親か既に社会人になってそれなりの収入が有る兄弟ということになるでしょう。

~ローンは目的別ローンの利用が基本~
最近ではカードローン等のような比較的審査が緩く、何にでも利用出来るローンの利用が増えてきていますが、本文で説明しているようにこういったフリーローンは金利が高く設定されています。したがってお金を借りようという場合には、まず目的別ローンで借入れができないかを考える事が基本です。安易にフリーローンを利用するのはお勧めできません。
【関連記事】

学生ローンの場合借入額で足りるのか?金額によっては自己資金が必要

自動車ローンが借りられなかった場合には、学生ローンということになりますが、必要額が借りられるのかと言う問題が有ります。学生ローンの融資と言うのは殆どの場合最高50万円で、初めて申込んだ場合には通常10万円台程度の融資しか望めません。

中古のバイクの価格はピンからキリまでありますから、十数万円で換えるものも有るかもしれませんが、それでも買えないもののほうが多いはずですから、多くの場合には学生ローンの借入れだけでは購入は難しいはずです。

そこで購入に当たっては足りない分は自己資金で賄う必要が有ります。学生ローンの返済にもお金が必要ですから、中古バイクであっても買おうという場合には、購入前から計画的にアルバイトに励む必要が有りそうです。

学生ローンの場合の融資額

では保証人が探せず、自動車ローンの借入れが難しい場合を考えてみましょう。その場合利用できるのは残ったフリーローンということになります。学生で言えば学生ローンか学生でも借りられる一般向けのキャッシングローンということになります。

では実際にどの程度の借入れが見込めるのかと言うと、学生ローンの場合、殆どは融資の限度額が50万円ということになっています。50万円あれば中古のバイクなら余裕で買えるだろうと考えてしまいますが、事はそう甘くは有りません。

利用者にいくらまで融資するかは審査で決定されます。審査では利用者の信用を評価することによってこれを決定しますが、初めて融資の申込みをしたような場合、まだ完全に信用して貰えませんから、そう高額な融資額は見込めません。

業者の説明によれば、表面上は初めての申込みでは最高30万円となっているところが有りますし、他でもそう変わらないはずです。

しかし、実際にはそこまでの融資でもなかなか応じては貰えず、せいぜい10万円から20万円の間程度になってしまうはずです。

また一般向けのキャッシングを利用した場合でも、ローン自体の限度額が何百万円も有ったとしても、学生でしかも初めて利用しようという場合には、融資される金額は学生ローンと大きくは変わらないはずです。

さてこれで中古バイクは購入できるでしょうか。

中古バイクの価格はピンからキリまで

そこで中古バイクの販売価格を調べてみると、はっきり言えばピンからキリまでということになりますから、買えるとも買えないとも言えませんが、例えば15万円借りられたとしても、それでは原付の中古が買える程度でしょう。

その他の自動二輪車ということになると、なかなかこの金額では思ったものが購入できるとは思えません。買ったはいいけど、しょっちゅう修理が必要というものでは買う価値はありません。

バイクの購入を考える場合にはインターネットで調べまくるのは当然として、近くの販売店などを回って、よく実勢価格と言うものを確かめたうえで、用意しなければならない金額を計算してみて下さい。

金額によっては借入れでは足りないので自己資金が必要

このように中古バイクによっては借入れできる金額では足りないということも十分考えられます。その場合はどうすれば良いのでしょうか。

一つの考え方としてはもう一つ別の学生ローンを利用して借りるということですが、借りられたとしても、そうなると債務を2つ背負うことになり、返済が厳しくなってしまいますから、学生の場合は特に行ってはいけない借り方と言えるでしょう。

もう一つの考え方としては、借入れは1か所にしておいて、あとは自己資金を貯めるという方法です。要するに自己資金を用意して頭金として支払い、残りの部分を借入れしたお金で支払うという形にするわけです。

もちろん自己資金を貯蓄する時間が必要ですから、バイクに乗ることができるのは先になりますが、この方がずっと堅実な買い方と言えるでしょう。

~高望みは止めよう~
本文では中古バイクはピンからキリまでと言っていますが、余りにも高望みをしてしまうと、借入額には限度が有りますから、高額な自己資金を用意しなければならなくなります。ですからやはり学生の内はある程度の妥協も必要でしょう。分相応と言う事も重要なことです。

お金を貯めてから買うという方法も有る!買い方としては有利

自己資金がいくら必要になるのかは購入しようという中古バイクによって違いますが、もう少し自己資金を増やすことができれば、借入れしなくても買える程度のお金を作れるはずです。これならたとえ未成年でも購入できます。

そこで、バイクが欲しいと考えた時には、借入れを検討するのと同時に、お金を借りず、貯めてから購入することを考えてみて下さい。中古バイクの購入程度であれば貯めるのにそう長い時間は必要ないはずです。

もちろんローンを利用するよりも時間がかかってしまうのはやむを得ませんが、借入れをしなければ購入後に返済する必要も有りませんし、それに伴って利息を支払う必要はなく、貯蓄することで逆に利息を貰うこともできます。

たとえ未成年であっても現金なら購入できる

ここまで説明してきたように学生の場合には、借入れがなかなか難しくバイクの購入もそう簡単ではありませんし、借入れできたとしても、金利的に不利なものになってしまうことも多くなります。

しかし、たとえ未成年でも自分だけでバイクを買うことができる方法が有ります。それは現金で購入する方法です。お金が無いから借入れを考えているんだと怒られそうですが、先程の自己資金を用意する話を思い出してください。

現金で買う方法と言うのは、この自己資金を用意する話の延長です。先程は自己資金で頭金を支払って、残りを借りられる分の融資で賄う方法でしたが、もっと自己資金が用意できれば全額の支払いも出来ないとは言えません。

お金を貯めてから買うことを考えてみよう

要するに購入する金額の全額を貯めてからバイクを購入すれば良い訳です。

例えば借入れできる金額と言うのは学生ローンの場合10万円から20万円の間だと説明しましたが、15万円借りられたと言う場合、この部分も自己資金で用意できれば良い訳です。

例えばアルバイトで月々3万円の貯蓄をしたとすると15万円を貯めるのに5カ月、月々5万円貯蓄できれば3か月自己資金の用意が余分にかかる期間ということになります。

この期間はそう長いとは思えません。この間を頑張れば借入れ無しでもバイクが買えるのです。この間じっくりバイクを選んで、良いものを見つける期間だと考えれば良いのです。

貯まるまで時間がかかるが買い方としては利息がかからず有利

もちろん余分に貯めるわけですから時間はかかってしまいますが、この方法には更にお得な面も有ることを無視することはできません。

自動車ローンにしろ学生ローンにしろ、借入れしたら返済しなければなりません。さらに借りる場合にはそれに見合った利息も支払わなければなりません。

しかし貯める場合には、利息を支払うのではなくて、微々たるものであっても利息を貰うことができます。支払うのと貰うのでは全然違います。貯めてから買ったほうがこの分だけお得な買い方ができるわけです。

どの程度の期間がかかるのかは幾ら貯める必要が有るのかと、月々いくら貯蓄に回せるかによって違いますが、それほど実現性の無い方法ではないことは分ると思います。

自分に当てはめて一度どの程度の期間になるか計算してみて下さい。

~ずっと自動車ローンを借りない方法~
本文では借入れしない方法を解説していますが、実は買ってしまった後も、この貯蓄を続けて行けば、次の買い替えも現金で行えるようになるので、一度こういったサイクルを作ってしまうと一生借入れ無しでバイクなり自動車なりの購入ができるようになります。

そもそもバイクが本当に必要なのか?長期的に考えてみよう

ただしバイクの購入を考えた時には、まずそのバイクは本当に必要性が有るのかについて考えてみて下さい。移動手段として必要な場合も有るでしょうが、日常生活では必要ないという場合も多いはずです。

もし自分の遊びのためにバイクが欲しいという場合には、お金を借りてまで必要とはとても言えないでしょう。この場合には購入は先送りして、再度必要性を考え直して、必要なら先ほど説明したようにお金を貯めてから買いましょう。

またもう一つ心掛けておきたいのが長期的な視野を持つことです。将来的にバイクが必要になるという人はそう多くは有りません。それよりは自動車のほうが必要性は高い筈です。購入を考えるのであれば思い切って自動車という選択肢も有る訳です。

なぜバイクが必要なのか良く考えてみよう

先程説明したようにバイクを買いたいという人の場合、実際に乗ってみたいという場合が多くなりますが、それは乗ること自体が目的で、将来的に何らかの目的に利用しようとかそういう事ではないはずです。

自動車のように免許証が有ったほうが、就職に有利な場合が有るとか、そういったことも一部を除いて無いはずです。

そこでバイクが欲しいと思った時には、一度立ち止まって本当にそのバイクが必要なのかを考えてみましょう。

一時の欲求を満たすためだけにかける費用としてはちょっと大きすぎる様に思えます。

遊びで利用するのであれば先送りしよう

学生の場合には、バイクを買っていろいろなところに行ってみたいと言う場合も有ります。要するに遊びに利用したいというわけです。しかしそれはバイクが無ければ実現しないのでしょうか。

自分で払うんだから何に利用したって構わないだろうという人もいますが、確かにその通りです。しかし、自分の収入が少ない中で、高額の遊び道具を買おうというのは、ちょっと関心はできません。

ですからバイクの購入目的が、単に遊びと言う場合には、購入は先送りにして、、しばらくたってから再度バイクが必要なのかどうかを考えてみましょう。しばらくすれば冷静な判断を行うことができるでしょう。

それでも必要と言うのであれば購入を考える事もしかたがないでしょう。

購入するのであれば長期的に考えて自動車と言う選択も考える必要有り

地方在住で自分は移動手段としてどうしてもバイクが必要なのだという人もいますが、そういう場合長期的に考えて、学校を卒業した後はバイクではなく自動車に乗るのではないでしょうか。

そうであれば、バイクの購入を考えるのではなくて、自動車の購入を考えるべきでしょう。もちろん自動車のほうが高額になってしまうのが普通ですから購入までにはさらに時間がかかるかもしれませんから、その覚悟は必要です。

しかし、将来的な実用性やまた事故時の危険性など様々な方向から検討すれば、敢えてバイクを選ぶ事は無いでしょう。

また親に話す場合も、バイクでは了解が得にくいですが自動車の場合には将来的な必要性から、了解が得られやすい筈です。そうすれば自動車ローンの利用と言う場合でも保証人になってくれる可能性も出てくるでしょう。

~購入後の経費も考えておく必要が有る~
バイクや自動車の購入を考える場合には、購入費用だけではなくて購入後の経費も考えておかなければなりません。何らかのローンを借りたうえに、税金、保険、ガソリン代などを支払うことが必要になるのを忘れてはいけません。

ここで学生の中古バイクの購入について纏めておきます。

  • 中古バイクの購入費の借入れは自動車ローンか学生ローンを利用することになる
  • 学生ローンだけでは購入費に足りず自己資金が必要になる
  • 借入れをせずお金を貯めてから買うという方法も有る
  • バイクを買おうという場合長期的に考えて必要性が有るかどうかよく考えるべき

学生時代はいろいろなものに興味を持ち、いろいろなものが欲しくなりますが、どれを優先するべきかをよく考えて、バイクの購入もその中で考えて行く必要が有るでしょう。

閉じる
閉じる