学協の学生ローンの評判は?一度店舗に行く必要が有りその点が難点!
学協は4店舗を構える学生ローン専門業者で、高田馬場を避けて店舗展開している珍しい業者です。学協の学生ローンは最高40万円までの融資に対応しており、他と比べると若干低額になっています。
学協の評判は、窓口での対応ではまずまずの評価をされており、利用者には安心ですが、申し込みの際に1度は窓口までいかなければならないため、この点が他と比べて煩わしく、評価が低くなってしまっています。
但し2回目以降の利用の際には、特に窓口に行く必要は無く、比較的簡単に借りることができますし、返済方式が4通り揃えられているので、自分の状況に合わせて、返済しやすいものを選ぶ事ができるようになっています。
学協は都内と周辺に4店舗有り!40万円までの融資に対応している
学生ローンを提供している業者は通常店舗は高田馬場に1つ構えているという場合が多いですが、学協と言う業者は、大変珍しく高田馬場には出店せず、都内やその周辺で学生が集まりそうな地区に4店舗を出店しています。
学協が提供する学生ローンは多くの学生ローンが50万円までの融資に対応しているのに対し、40万円までと若干少額になっていますが、金利は他と同程度の設定ですから安心して利用出来るのではないでしょうか。
また学生ローンでは、申込みに際して、他ではインターネットや電話を使って店舗に行くことなく全国から利用出来るところが増えていますが、学協は必ず1度店舗に行く必要が有るので、この点注意しなければなりません。
学協は学生ローンにしては珍しく4店舗を展開している
学生ローンを提供している貸金業者の殆どは店舗は1店舗しか構えていないのですが、ここで紹介する学協は大変珍しいことに次の4店舗を展開していて、業者としては中堅規模と考える事ができるでしょう。
- 三軒茶屋本店
- 向ケ丘遊園店
- 高幡不動店
- 鶴川店
どこも周辺に複数の大学のキャンパスが有り、多数の学生が行き来する学生街に立地しています。
多くの学生ローン業者が店舗を構えている高田馬場には出店していないところが、また面白いところではないでしょうか。
学協の学生ローンは40万円まで利用可能
学協では、各店舗で同じ内容の学生ローンを提供していて、その仕様は次のようになっています。
商品名 | 学生ローン |
---|---|
融資額 | 1万円~40万円 |
金利(年利) | 17.52% |
返済方式 | 元金自由返済方式、元利均等式返済、元金均等返済方式、 一括返済方式 |
他の多くの学生ローンが融資の上限を50万円にしている中、学協は40万円になっていて、このあたりもその差10万円は何なのだろうとちょっと疑問がわきます。
金利は17.52%と細かい数字で規定されていますが、概ね学生ローンとしては平均的な数字と言って良いでしょう。
利用までには1度店舗に行く必要が有る
学生ローンの場合、以前は店舗に行って契約するという業者が多かったのですが、最近では利用者を確保するためか、インターネット経由や電話によって申込みができる業者が増え、店舗に行かなくても融資が受けられるようになってきています。
しかし学協の場合には融資の利用前に必ず1度店舗に行かなければならない事になっていて、現在の学生ローンの環境を考えれば、利用者としてかなり面倒なことだと思われます。
このため実質的に学協を申込めるのは4店舗のいずれかの周辺に居住しているか、あるいは通学している場合だけということになりそうです。
これは業者側が経営方針として地元優先というような方向性を持っているとしか考えられません。
学生ローンと言うのは以前は多くに地域に存在していたのですが、現在ではほとんど見かけなくなってしまいました。しかし一か所だけ例外が有って高田馬場だけは学生ローン専門業者がひしめいている状態です。このためこの地域ではかなり競争が激しくなっていて、学協などはそれを嫌って出店していないのではないかと考えられます。
学協の評判とは?対応は良いが店舗に行かなければならないのがネック
そこで学協の店舗が近くにあるので利用してみようかと考えている人が気になるのが評判ということになるでしょう。
学協は必ず店舗に来させるだけあって窓口での対応と言う点については、親切な対応と言うことで高い評価を受けています。
しかし、先程から説明しているように利用するには必ず一度は店舗に行かなければならない事から、そもそも行けなかったり電車を乗り継がなければならなかったりで利用を諦めてしまう人も多く、この点では評判は良くありません。
ですから学協の場合には、店舗の周辺に居住していたり、通学していて、いつも店舗の近くを通るというような人には、評判が良い業者ということでお勧めできると言ってよいでしょう。
窓口での対応は親切で評判が良い
自分は店舗周辺の大学に通っているので学協の利用を考えたいと言う学生が次に気になってくるのが学協の評判と言う事になるでしょう。
評判というものは掴みにくいもので、特にお金を借りたような人に面と向かってお店の印象を聞いても答えてはくれないでしょう。そこで利用出来る情報と言えばインターネット上の口コミサイトぐらいしかありません。
ここで紹介するのはそういった情報ですから、利用には注意してください。
まず窓口での対応ですが、これについては大変親切で丁寧な説明と判断している人が多いようで、評価としては大変良好と言えるでしょう。
最初の申込では窓口に行かなければならず面倒
ただし、問題点も有ります。それは当然と言えば当然ですが、申込みに際して店舗に行かなければならないと言うところがネックになっています。
要するに良さそうな業者だと判断したとしても、自分の行動範囲からは離れている為、利用するのが難しいという話が利用できなかった人からは聞かれるということです。
こういう場合多少離れていても最初1度行けばよいだけですから、行ってみればよいのではと考えるかもしれませんが、他にも学生ローンの業者は多数あり、店舗に行く必要が無い業者も多いですから、そちらに流れてしまうのは仕方のないことです。
店舗にいけるのであればお勧めできる業者
そこで学協を使うべきかどうかと言う話になりますが、まず店舗に行くのが面倒な人にはお勧めできないのは言うまでも有りません。そういう人は別な業者を探してください。
しかし日頃から店舗のある地域を通っている人であれば、申込みに支障が有る訳ではありませんし、対応もとても良いという話ですから、学生ローンの業者としてはお勧めできる業者と言って良いでしょう。
もちろん利用するかしないかは、自分が便利に有利に利用できるかどうかということが重要ですから、評判だけで判断しないで、自分の要求を満たしているかどうかよく調べたうえで、申込みを行ってください。
本文で説明しているように評判と言うのは口コミ情報に頼る部分が大きいのですが、この情報はすべてが真実とは限りません。したがって、口コミ情報を利用する場合には、偽りの情報も含まれているという前提で行う必要が有ります。
学協の学生ローンの利用方法とは?返済は窓口あるいは銀行振込
学協の申込みは窓口の他、インターネット経由や電話から行えますが、申込後仮審査が行われ、審査結果を受けて本審査に時点で窓口に行く必要が有ります。本審査に通過すれば契約を行って融資が行われます。
ただし2回目の利用からは審査は行われますが、特に店舗に行く必要はなく、比較的簡単に融資を受けることができるようになります。逆に考えれば多少遠かったとしても1度目だけ無理をしてでも店舗に行けば、あとは他の学生ローンと同じな訳です。
返済についてはやはり窓口に持っていくか、銀行振込で行うかということになります。銀行振込は振込手数料がかかってしまうので、窓口が利用できる人の場合には、窓口に言って支払ったほうがお得と言えるでしょう。
【関連記事】
学生ローンの返済方法は窓口だけじゃない!郵送や銀行振込も対応可
学協の申込みから契約までの手順
次に学協はどのように利用すれば良いのかを見て行くことにしましょう。
まず最初は申込みから利用開始までということになりますが、インターネットを利用した申込みは次の手順で行うことになります。
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申込時に送信する情報と本審査時の情報に食い違いが有ると審査には通過できませんから、申込時の情報は慎重に間違いの無いように記載してください。
2回目以降の融資では窓口に行く必要は無い
このようにインターネット経由で申込んだとしても、1度は店舗に行かなければならない訳ですが、1度店舗に行って審査を受けた後、2度目以降の融資はこういった手順は必要ありません。ただし2度目でも必ず審査に通過できる保証は無いので念のため。
しかも2度目の融資からは店舗窓口ではなくて銀行振込によっても行ってもらうことができますから、手間はかからなくなります。
そういう意味では多少場所が遠かったとしても、一度目だけ手間をかけて店舗に行けば、あとは他の学生ローンと同様に利用できるということになる訳です。
返済は窓口か銀行振込で行う
次に返済の方法ですが、返済は次の2通りの方法が用意されています。
- 店舗窓口
- 銀行振込
ただし銀行振込の場合には振込手数料は利用者のほうが支払うことになるので、店舗付近を通ることが多い人の場合には、店舗窓口に行って返済した方がお得になります。
ローンを考える際はこういった利息として表れて来ない部分もしっかり考えて、有利な返済を行うことを考えるようにしましょう。
都内や少なくとも首都圏に居住したり通学していれば、学生ローンの店舗に行くことも不可能ではありません。しかし地方に行くとそうとは限りません。そういった場合には店舗に行かなくても申込みから返済まで可能になっている業者を選ぶ必要が有りますが、その場合には本文でも説明しているように手数料などを考慮する必要が有ります。ローンを選ぶ際には便利さを追求すると同時に有利さも重要な判断材料になり、この両者を勘案して自分向きの業者を探してください。
学協の返済方式は4種類!自分に合わせて返済しやすいものを選ぼう
学生ローンでは学生の収入は不安定だという前提で、返済は元金自由返済方式と言うかなり自由度の高い返済方式が採用されているのが普通ですが、学協ではこれを含めて4種類返済方式が用意っされています。
ローンというのは返済方式によって利息に違いが出ることが有り、元金自由返済方式では、元金の返済を先延ばしにすることが多く、利息分が膨らんでしまうという問題もよく指摘されています。
したがって、もし学協の学生ローンを借りようという場合には、自分が返済して行ける返済方式の内で、最も有利な返済ができるものはどれかよく考えたうえで、最適な方式を選ぶことが重要になるので、安易に選択するような事が無いようにしましょう。
4種類の返済方式とは
お金を借りたら返済して行く必要が有ります。そこで心配になるのは自分は返済して行けるのかどうかということですが、それを判断するためには月々どの程度の返済額になるのか分らなければなりません。
月々の返済額を決めているのは返済方式と言われるもので、先程示したように学協の学生ローンには次の4種類の返済方式が用意されています。
返済方式 | 解説 |
---|---|
元金自由返済方式 | 月々利息分は必ず支払う必要が有るが元金の返済分は余裕がある時に行う |
元利均等返済方式 | 月々利息分と元金返済分の合計額が一定になる方式で返済回数によって月々の返済額が決定する |
元金均等返済方式 | 元金を返済回数で均等に割りこれに利息分を加えた額を月々返済する |
一括返済方式 | 元金と利息分を一括して返済する |
学生で返済しやすいとすれば収入が安定していないのが普通ですから元金自由返済方式ということになるでしょう。
方式によって利息の総額が違ってくる
どの方式でも返済して行くのだから、総返済額は変わらないだろうと考えている人も多いと思いますが、実際には方式毎に大きく違ってくるのが普通です。
例えば学生には向いていると思われる元金自由返済方式は、元金の返済が自由ということで、元金の返済を先送りにしてしまう人が多いのですが、そうすると元金が減りませんから、金利は高いまま減りません。
そうすると高い金利を長く支払う必要が有りますから、返済総額はその他の方式と比べて高額になってしまうことになります。
また例えば一括返済方式を選ぶ場合、借入期間が短ければ大変お得になりますが、ある程度以上借入期間が長くなってしまうと、その間ずっと元金が変わらない訳ですから、利息は非常に高くなってしまいます。
自分が返済できる方式を選ぶことが重要
返済方式を選ぶ場合には、このように利息がどのくらいかかってくるのかよく理解しておいて、出来るだけ返済総額が少なくなる方式を選ぶと良いでしょう。
ただし問題はその方式の返済を実際に続けて行くことができるかと言う点です。例えば一括返済方式では借入れしたお金を利息付きで一度に返済しなければならない訳ですから、誰にでもできるわけではありません。
そう簡単には選べないので、十分時間をかけて検討してから選ぶようにして下さい。
本文でも説明している通り学生ローンに多い元金自由返済方式は元金の返済を先送りにするほど利息が増える可能性が有る方式ですから、この方式を利用する場合にはどうしようもない場合を除いて元金分の返済を先送りせず計画的に返済して行くことが重要です。
ここで学協の学生ローンについて纏めておきます。
- 学生ローンには珍しく学協は都内などに4店舗を持っている
- 学協は窓口対応の評判は良いが申込みに店舗に行く必要が有りこの点評判が下がる
- 学協の利用は2度目以降は窓口に行く必要は無く返済も銀行振込で可能
- 学協の返済方式は4種類用意され自分の返済しやすい方式が選べる
学協は在学中に利用していれば卒業後も同じ条件で利用でき、一般向けのキャッシングには無い元金自由返済方式もそのまま利用することができます。