学生ローン審査ではバイト先に電話が入ることも！申込前の注意点

一般向けのキャッシングではよく知られた話ですが、審査ではバイト先などの勤務先に対して業者側から在籍確認電話があります。これは本人確認の一環で行われており、この確認が終わらなければ審査には通過することができません。

しかし学生ローンでは多くの業者がこの在籍確認を行っていません。ただし一部の業者ではやはり行われていますし、業者の考え方次第で通常は行っていなくても、場合によっては在席確認を行う可能性はあります。

学生でも一般向けのキャッシングローンを利用する場合には、特に学生だからと言って優遇されるわけではないので、在席確認は社会人と同様に行われ、在宅で仕事をしている場合でも在席確認と言う形で確認が行われます。

ローンの審査では在席確認が有る！確認が取れなければ借入れできない

ローンを申込んだりクレジットカードを申込んだりすると、申込先の業者の方から申込情報に記載した勤務先に直接電話が入り、簡単な質問やちょっとした会話が行われますが、これが在席確認というものです。

この在籍確認はローン等の審査の際行われるもので、本人確認の一つの方法として用いられています。要するにインターネット経由などの申込みが増えてきていて本人確認書類だけの確認では安心できないということです。

在席確認電話は多くの場合、本人が電話に出られなかったとしても、在席していることが確認できれば良いとされていますが、電話が繋がらないというような事で確認が取れなければ、審査に通過することができません。

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職場に電話が入る在席確認とは？

一般向けのキャッシングでは昔から利用者に不評だった審査項目に在席確認というものが有ります。

これは申込者の勤務先に金融業者の方から直接電話を入れて、実際に申込み情報に記載した職場に勤務しているかどうかを確認しています。

やり方は様々で、申込者に簡単な質問を行う場合も有りますし、申込者が不在であっても、在席していることが確認できれば良いという場合も有ります。

だたし、キャッシングの申込者と言うのは周囲にはその利用は知られたくないので、職場への電話はあまり歓迎されません。

そういうことも有って、在席確認では銀行の場合は銀行名を名乗る場合が多いですが、消費者金融などの場合には、個人名で掛ってくるのが殆どで、周囲にはどういう意味の電話なのかということは簡単には分らなくなっています。

在席確認は何のために行われているのか

では利用者に不評の在席確認がなぜ未だに行われているのかと言うと、それは本人確認のためです。

審査では返済能力や信用の評価とともに申込者が本人であることが確認されています。それは誰かに成りすまして申込みをしてくるような人に融資しないようにするためです。

そのためにはローンの申込時に本人確認のための書類を提出しますが、最近のローンの申込みでは窓口の利用が少なくなっている為、写真と顔を突き合わせることが難しく、書類だけでは本人の確認にはなりません。

そこでそれに加えて行われているのが在席確認で、要するに本人確認の一環として行われているわけです。

このため金融機関としても、誰か分らずに貸してしまうということを防ぐためにも、そう簡単に在席確認を無くしてしまう訳には行かないのです。

在席確認ができなければ審査は完了しない

職場に電話すれば本人がいなくても誰かが電話に出るはずで、その人に本人の在席が確認できれば、とにかく在席確認はできるわけです。

ところが職場によっては電話番も置いていないというような場合も有って、審査中に在席確認が出来ないというような事も、たまにあるようです。

そういう場合確認が取れない訳ですから、他の審査項目がすべて済んでいたとしても、審査はそれ以上進むことは無く、いつまで経っても審査が終わらないという状況になってしまう可能性も有ります。

そういう職場の場合には申し込みの際に金融機関の方に希望する時間を連絡しておくことも必要でしょう。

また金融機関によってはまず在籍確認を行ってそれが終わらなければ審査を進めないというところも有るので注意しなければなりません。

学生ローンにもバイト先に在席確認は有るの？通常は行われる事は無い

このため学生ローンも申込んだらアルバイト先に電話が有るのかと、ちょっと心配になる人もいるようですが、この在籍確認と言うのは法的に必ず必要なのかと言うと業者の考え方次第で、業者が必要無しと判断すれば行わう必要はありません。

このためアルバイト時間の短い可能性の高い学生相手の学生ローンでは、この在籍確認は行わないという業者が多く、殆どの場合には、バイト先に電話がかかるようなことは無いので、安心して大丈夫です。

ただし、学生ローンの中にも在席確認は必要と考えている業者も無くは無いので、在席確認が行われるかどうかは、予めホームページなどで確認したり、口コミ情報などで調べておいた方が無難でしょう。

在席確認を行うか行わないかはその業者の考え方次第

在席確認は法的にどうしても行わなければならないというようなものではなく、本人確認を行う上で業者自体が必要と考えているから行われているものです。

そういう意味では在席確認を行うのか行わないのかと言うのは金融業者の考え方次第ということになります。例えば窓口だけで業務を行っていれば、本人の確認書類と本人を突き合わせて確認ができますから在席確認の必要性は低くなります。

条件次第で在席確認を行わないという業者でも、審査の段階で在席確認が必要と考えれば、在席確認の電話は行われますし、キャッシングによっては会社員には在席確認を行いますが、自宅で仕事をしているような場合には行わない場合も有ります。

多くの学生ローンでは在席確認を行っていない

そこで学生ローンはどうなっているのかと言う話になりますが、学生ローンに限っては、多くの業者が在席確認を行っておらず、審査中にアルバイト先でびくびくしながら電話を待つというような必要はありません。

このため学生ローンの多くは本人確認は本人確認書類の確認のみで行っていることが多くなります。必要な本人確認書類は次のようなものが必要になります。

• 学生証
• 運転免許証・健康保険証・パスポート等のうち１つ
• 住民票の写し・公共料金の請求書等のうち１つ

これ等の内全部を要求している場合もありますし、中には学生証だけと言う業者も有ります。場合によっては本人確認書類が多いほど金利が優遇されるというような業者も有るので、予め確認しておきましょう。

在席確認を行っている業者も有る

ただし、学生ローンでも中には在席確認を行っているような業者も有るので、学生ローンだからと言って絶対に在席確認が無いと高をくくっていてはいけません。

そういう場合、殆どの業者は予めそういった電話をすると明示しているので、申込みの際にはそれぞれの業者のホームページなどを確認して、在席確認の有無を調べておくようにしましょう。

この場合も在席確認は業者名は名乗らず、個人名で掛ってくるので、勤務先の職場で学生ローンの利用がバレてしまうような事はまず無く、落ち着いて対応するようにしましょう。

学生が一般向けのキャッシングを利用する場合には要注意！

注意が必要なのは、学生が一般向けのキャッシングローンの申込みを行う場合です。この場合学生でも申込めるものは有りますが、学生だからと言って特別扱いが有るというわけではないので在席確認が行われます。

ですからこの場合には、できればあらかじめ業者側に希望する日時時間を指定するなりして、自分がアルバイトに入っている時に確認してもらうというような対応が必要でしょう。

最近のアルバイトの場合、仕事を請け負って自宅で作業を行うような形のものも有るので、そういう場合には、申込時に注意して自宅作業だということを業者側に伝えておけば在宅確認と言う形にしてもらえるはずです。

一般向けでも学生に融資しているキャッシングはたくさんある

では次に学生が一般向けのキャッシングを利用する場合を考えてみましょう。

一般向けのキャッシングの中には学生を申込条件で最初から排除している場合も有りますが、収入などの要件を満たしていれば学生であっても特に排除せずに申込みができるものもたくさんあります。

例えば学生ローンでは最高５０万円程度までしか借入れできませんが、さらに高額利用を狙う場合には、限度額が数百万円ある一般向けのキャッシングを狙うしかありません。

したがって学生であっても必要性が有れば一般向けのキャッシングを利用する人と言うのはそう少ない数ではない訳です。

もちろん学生でそんなに大きな金額が借りられる訳ではないので、その点は念のため指摘しておきます。

一般向けの場合には学生だからと言って特別扱いは無い

審査においても会社員と同じように収入の安定性も問われますし、学生としてはかなり厳しいものになる事は間違いありません。

在席確認も一般的に行われているものですから、相手が学生であっても在席確認が行われることになります。

したがって、キャッシングの申込みをしたらアルバイト先に在籍しておき電話を待つようにして下さい。場合によっては在席さえ確認できれば本人がいなくても良いのですが、それでもやはり自分で出たほうが安心なはずです。

自宅作業の場合には在宅確認になる事も有る

最近では自分はアルバイトと言っても仕事を請け負って、実際の作業としては自宅で行っているという場合も増えています。

契約にもよりますが、そういう場合はアルバイトと言うよりも自営業と言ったほうが良いかもしれませんが、とにかく勤務先は自宅ということになります。

その場合在席確認はどうなるのだと心配になってしまう人も多いでしょうが、その場合は在席確認に代わる確認として在宅確認が行われることになります。

要するに自宅に電話が入って、実際に在宅しているかどうかが確認されるわけです。

もし親と同居している場合で、親には知られたくないというのであれば、在宅確認が予想される時間には必ず在宅しておき、真っ先に電話を取るようにして下さい。

在宅確認以外にも業者から連絡が有る？親バレに注意が必要

業者からの連絡はこの在席確認だけと言うわけではありません。まず注意しなければならないのは申込者が未成年の場合、申込者は親の保護下ということになるので本人だけでは契約が成立しません。このため親の方に確認の電話が入る事になります。

また業者によっては申込んだということの確認を申込者に電話で行うことが有ります。これは職場ということではなくて、連絡先として申込情報に記載した電話宛てに掛ってきますから、自宅の固定電話が都合が悪ければ携帯電話でも構いません。

更に電話ではありませんが、契約書類が郵送で送られてくる業者が有るので、郵送物についても注意が必要です。そのほかにも郵送物が有る可能性も有るので、どういったものが有るのか事前に調べておきましょう。

未成年の場合には親への申込確認が有る

職場への電話が入るのはここまで説明してきた在席確認だけということになりますが、業者からの電話と言うのはそれだけではありません。ここではそれらについて説明しておくことにしましょう。

まず学生と言う場合、無視できないのが申込時の親への確認電話です。学生ローンの利用者の殆どは親には知られたくないと考えているそうですから、この親への連絡は大変困ったものだと考えられます。

もちろんこれでも未成年者の場合には親に連絡がいきますから、申込む場合には注意が必要です。

業者によっては申込みの確認のための電話が入ることが有る

また業者によっては申込時点で申込者宛てに申込みを受け付けたという確認の電話が入る場合も有ります。これはいたずら目的で知り合いが名前を騙って申込みを行うような場合が有るので、それを排除するために行われます。

この確認電話は申込情報に記載した連絡先に対して行われますから、例えば自宅の固定電話を書いておけばそこに電話が入ります。親と同居していると、親が出てしまう場合が有るので注意しなければなりません。

一人暮らしなら構いませんが、同居の場合には、連絡先として自分の携帯電話の番号にしておくなど、予め対策を行っておくようにして下さい。

契約書類が郵送になっていることが有るので郵便物にも要注意

また電話以外にも注意しなければならない事が有ります。それは郵送物です。

例えば申込時には、契約書類を取り交わすことが必要になるため、業者によっては契約書を郵送してくる場合が有ります。

このためまさか親が開封してしまうというような事は無いと思いますが、何が送られてきたのか関心を持たれる事が無いとは言えません。ですから、なるべくそういった郵送物は自分が受取るようにしておきましょう。

またこの他にも業者によっては利用明細などを郵送してくることも有るので、それらに対する対策も必要になる可能性が有ります。

これ等に加えて十分注意しておきたいのが返済で、返済が滞ってしまうと、業者側から郵送によるものや電話により入金を促す連絡が入ることになるので、そもそも返済が滞るような事が無いように注意しなければなりません。

ここで学生ローンのバイト先への電話について纏めておきます。

• ローンの審査では職場に在席確認電話が入る
• 学生ローンの場合には在席確認を行っていない業者が多い
• 学生が一般向けのキャッシングを利用する場合には在席確認が行われる
• 在席確認以外にも業者からの連絡が有る可能性が有るので要注意

貸金業者からの電話はどんな場合もあまり歓迎されませんが、業者との意思疎通は重要なので投げやりな態度ではなく、的確な対応を行うようにしましょう。