学生ローンを調査!親より頼れる金融屋さん探し

学生でもカードローンのレイクが利用出来るの?申込受付停止に注意!

レイクは新生銀行のカードローンでしたが申込みは停止され、後継は新生フィナンシャル株式会社のレイクALSAになります。

一般向けのカードローンと言うのは学生でも利用できるものは有りますが、学生だからと言って何か優遇されるわけではなく、学生ローンに比べて審査も厳しくなります。

借入れする場合重要になるのは返済が可能かどうかと言う点で、必要なのは自分が借入後返済して行けるのかどうかということです。このためまずはその可能性を確認しておきましょう。

ただし、審査の厳しさや、返済のしやすさを考えた場合、学生にとってはやはり一般向けのカードローンよりも学生ローンのほうが使い易いと考えられます。

レイクと言うカードローンは申込停止!複雑な背景を理解しておこう

レイクというのは元々大手消費者金融の一角を占める業者の名称でした。

しかし、その後この消費者金融が新生銀行の支援を受ける時点で新生銀行のカードローンの商標になりました。

これはレイクというネームバリューが利用出来ると考えたからでしたが、消費者金融だった事がぬぐえなかったためか期待したほどには利用者が増えず、結局申込みが停止されてしまいました。

今後はこのレイクの後継に位置付けられるカードローンが以前レイクを名乗っていた消費者金融に戻る形でレイクALSAという商標で提供されることになっています。

レイクが新生銀行のカードローンになった経緯

レイクは大手消費者金融の名前だと思っている人もいると思いますが、実はこれまで新生銀行のカードローンの名前でした。まずはこうなった経緯を説明しましょう。

消費者金融のような貸金業者は貸金業法の管理を受けます。この貸金業法の直近の改正では、消費者金融の経営に大きく影響を及ぼす次のような条項が盛り込まれました。

  • 総量規制
  • グレーゾーン金利の撤廃

総量規制と言うのは融資できる上限を定めたもので、これによって基本的には年収の3分の1までしか融資できなくなりました。

またグレーゾーン金利と言うのはそれまで法律間で上限金利の規定が違っていて、その間の金利のことを指し、消費者金融は当然高いほうが上限と解釈していました。

これに対して利用者の方は低い方を採用すべきだということで様々な裁判も起こされていたのです。

そこで上限金利は低いほうを適用することと決められて、このグレーゾーン金利が撤廃されました。これによって消費者金融はそれまでのように高い金利が付けられなくなりました。

この改正によって消費者金融は利益が出しにくくなって大手から中小まで軒並み経営が傾いて半数が消えたと言われています。

しかしその頃信用保証業務を大手消費者金融に委託してカードローンの提供を開始した銀行は倒産されては困るために、自分のグループに加えて支援を始めました。

レイクも例外ではなく、提携していた新生銀行がグループ企業に加え、新たに新生ファイナンシャル株式会社として再出発をしています。

このときレイクと言う良く知られた名前を自分の所のカードローンに利用しようと考えたのが新生銀行で、以後レイクは新生銀行のカードローンになったわけです。

レイクの利用者数は伸びず新生銀行は申込みを停止した

しかし、レイクと言う名前は現在でも消費者金融の名前と思っている人がいる程、浸透してしまっていて、消費者金融を嫌う人たちには敬遠され続けることになります。

そこでネームバリューを狙ってレイクを利用したにもかかわらず、新生銀行のカードローンであるレイクの利用者数は期待したほど伸びることは有りませんでした。

このため新生銀行はレイクの提供を停止することになってしまいました。

現在新生銀行ではレイクの名前の付かない名称のカードローンの提供を始めています。

後継商品はレイクALSA?新生フィナンシャル株式会社の商品

ではレイクの名前は無くなってしまったのかと言うとそうではありません。

レイクの後継商品としてレイクALSAというカードローンを今度は以前レイクと言う名前だった消費者金融である新生ファイナンシャル株式会社が提供することになりました。

レイクALSAは次のような仕様で提供されます。

商品名 レイクALSA
利用限度額 500万円
金利(年利) 4.5%~18.0%
返済方式 残高スライド方式

ただし、執筆時点でまだ提供が開始されていませんので、利用する場合には、改めて確認して下さい。

~銀行のカードローンの審査は厳しくなる~
レイクは消費者金融のカードローンとして再出発する訳ですが、銀行のカードローンは今後審査が厳しくなっていくことが予想されます。銀行のカードローンは以前から審査が緩く多重債務者を生んでいるというような批判を浴びていました。このため法的な規制が入る前に自主規制を始めたと言われています。

一般向けのキャッシングの利用は要注意!学生ローンと比較してみよう

レイクはもう申込めなくなってしまいましたが、学生がレイクのような一般向けのカードローンを申込むには、まず申込条件を満たしていることが必要です。

これには学生を排除していない事と安定した収入が必要なこと、そして年齢制限が有り、この年齢制限は殆どの場合には20歳以上となっている為、他の条件を満たしていても未成年では申込めません。

また学生ローンの場合には審査は比較的甘く、収入が少なくても審査通過の可能性が有りますが、一般向けのローンの場合には、審査はそれなりに厳しく行われるので、安易に考える事ができません。

返済についても学生ローンでは元金分の返済時期が自由で学生には返済しやすいですが、一般向けローンは借入れ翌月から元金の返済を行う必要が有るので、学生には厳しいことも出てきますから注意が必要です。

一般向けは20歳以上でなければ申込めない

説明したように新生銀行として提供するレイクは申込めなくなってしまったので、一般向けのキャッシングを学生が利用することについて注意すべき点を説明して行きます。

まず各キャッシングには必ず申込条件が設定されていて、これを満たさなければ申込めません。

申込条件には様々な規定が有りますが、概ね次の2点が共通しています。

  • 年齢制限
  • 収入要件

年齢制限としては上限はそれぞれのキャッシングで様々ですが、下限はほぼ20歳以上です。

このため高校卒業直後の18歳と言う場合には、一般向けのキャッシングの申込みはできません。

また収入要件と言うのは、学生ローンでは収入が有ればよいというような場合も有りますが、一般向けの場合には安定収入が有ることと明記されています。

ですからアルバイト収入が安定的に入ってこなければ申込みができないということです。

この他但し書きで学生を除くというような記載が入っている場合も有るので、一般向けのキャッシングの利用を考えた時はまずは申込条件を確認しておきましょう。

審査は学生ローンよりも厳しい

申込条件をクリアして申込みを行った後に待っているのは審査です。

学生ローンの場合には審査は比較的緩いと言われていて、収入の額なども申込時の自己申告がそのままチェックを受けずに評価されるようですが、一般向けはチェックされると思ったほうが無難です。

しかも一般向けの場合には、申告した職場に実際に在籍しているかが確認されますから、本当にアルバイトを行っているのかの確認が有るわけです。

このため学生ローンでは嘘を申告しても通る可能性が有りますが、一般向けの場合にはまず通過するようなことはできません。

審査をあまり甘く考えるのは止めましょう。

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返済は学生ローンのほうが自由度が高い

また幸い審査に通過して借入れが出来たとしても、その後に待っているのが返済です。

返済と言うのは通常月々元金を分割した分と利息分を合計して支払うことになります。各ローンでは元金をどのように支払っていくかを決める返済方式が決まっています。

一般向けと学生ローンを比較すると次のようになります。

ローン 利息分 元本分
一般向けキャシング 規定の金利で計算 元利均等リボルビング払い、残高スライドリボルビング払い 等
学生ローン 規定の金利で計算 返済期限内であれば自由返済

このように学生ローンは元金の返済方法がかなり自由ですが、一般向けの場合には、月々必ず返済しなければなりません。

学生のアルバイト収入は、社会人に比べるとあまり安定しているとは言えませんから、一般向けのキャッシングを利用する場合には、返済の可能性をしっかり計算しておかなければなりません。

~嘘を言って申込んではいけない~
本文では学生ローンであれば収入などで嘘の申告をしても審査に通過する可能性が有ると説明したいますが、嘘は止めておいた方が無難です。嘘をついて借入れをしたとして返済できなければ最悪自己破産です。借入れの際には返済のことを考えなければ大変なことになってしまうのです。

借入れを考える場合は返済が重要!まずは返済の可能性を探る必要有り

ローンの利用で最も重要なことは、借入れできるかどうかということではなく返済できるかどうかと言う点です。

この点先ほど説明したように学生ローンのほうが返済しやすいので、学生には使い易いと言えるでしょう。

そこで一般向けのローンも含めてローンを借りようと考えている場合には、まずは自分が返済して行けるかどうか予め可能性を検証しておくようにしましょう。

ただし、借入れをしたら返済が発生して、月々負担がかかってしまいますから、借入れを考えた時にまず検討しておくべきなのが、節約することなどで借入れしなくて済ませられないかと言う事です。

借入れが無ければ返済に困るような事も起きません。

融資の利用で最も重要なことは返済ができること

ローンを借りる際に借り手が最も気にするのが、審査に通って借りられるかどうかということでしょう。しかしローンで重要なことは本当はそこではないのです。

ローンの融資と言うのはあくまで借りるものであって、いつかは返済しなければならないのです。

ですから、ローンで最も重要なのは借りたものが本当に返済できるかどうかということです。

よく審査に通れば金融業者は返済できると考えたのだから、返済は心配いらないと考える人がいますが、審査に通っても返済できるとは限らないということを覚えておきましょう。

自分が返済できるかどうか可能性を検証しておこう

先程説明したように一般向けのキャッシングというのは学生ローンに比べて月々元金分も必ず返済しなければなりませんから、その分学生には厳しい返済になります。

ですから審査に通過できるかどうかを心配するときは、それと一緒に返済できるかどうかも考えるようにしましょう。

そのためには過去1年分程度の月々の収入と支出を確認してみましょう。この収入と支出から月々の収支を計算します。その収支が月々自分が支払える上限になる訳です。

そこで収支を使って次の数式が毎月成立しているかどうかを確認してみましょう。

月々の収支 = 月々の収入 - 月々の支出 ≧ 月々の返済額

学生の場合には月々の収入が安定していないのが普通ですから、収支にもかなりの幅が有ると考えられます。

ですから安全を考えれば、収支が最小になった時でもこの式が成り立っていることが大切です。

まずは借りない方法が無いかどうかを考える事が重要

計算してみれば分かりますが、やはり一般向けと言うのはかなりの負担になる事は間違いありません。

また学生ローンであっても、借りたものはいつかは返さなければならないものですから、どこかで大きな負担が掛ることになるのを忘れてはいけません。

そこで、もし借入れを考える場合には、まずどこで借入れすれば良いのかを考えるのではなくて、どうすれば借入れしなくても良いかを考える事が先決です。

そこで先ほど利用した支出の内容を詳細に検討してみましょう。不要不急の支出をしていないでしょうか。

そういった部分の節約を考えれば、借入れしなくても良くなるか、あるいは借入れするにしても最小限に抑えることができるはずです。

~自分のお金を管理する習慣を付けよう~
本文では自分の収入や支出を利用するように書かれていますが、こういった収入や支出の記録を残していない人も多いでしょう。しかしこういった記録はローンを利用する場合を含めて様々な場面で利用できますから、必ず残すように習慣をつけておきましょう。

学生には一般向けキャッシングは勧められない!学生ローンも考えよう

いろいろと検討してみると、一般向けのキャッシングと言うのは申込みも厳しいですし、収入の安定しない学生には返済もかなり厳しくなる可能性が有り、あまり向いているとは言えません。

一般向けの方が使い勝手が良いので利用したいという場合も有るかもしれませんが、何らかの不安が有るのであれば、学生ローンの方を利用することを考えてみることも必要です。

学生ローンは卒業時点で解約になると危惧している人もいるかもしれませんが、学生ローンと言うのは申込時は学生である必要が有りますが、利用を始めてしまえば卒業後も利用が可能です。

まずは学生ローンを利用して卒業後暫くして生活が安定したら一般向けに乗り換えるということも良い方法でしょう。

一般向けキャッシングは収入の安定しない学生には向いていない

ここまでいろいろと検討してみましたが、一般向けのキャッシングと言うのは申込条件にあるように、安定した収入が前提になっています。

これに対して学生ローンと言うのは、学生と言う名前が付いているだけあって、学生の収入や生活パターンに合わせた利用ができるようになっています。

もちろん学生でも安定した収入が有るのであれば、問題はない訳ですが、そういう学生は少ないはずです。

ですから返済のことを考えた場合、一般向けのキャッシングはあまり学生に勧めることはできません。

一般向けキャシングにはカードローンのようにATMから利用ができるものも有り便利に見えますが、そこだけを見ないで借入れから返済まで全てを見通して考えなければならないのです。

学生ローンの利用も検討してみよう

では学生がお金が必要と言う場合には、どのローンを利用したらよいのかと言えば、やはり、学生と言う名前の通り、学生ローンを無視する理由は有りません。

学生ローンはあまり高額な融資には利用できませんが、金利は一般向けンが最初は18%程度になるのに対して、学生ローンの場合には探せば17%程度で借入れできるものも有ります。

ですから決して金利的に必ず不利になるというような事はないのです。

また利用時期にもよりますが、元金の返済を就職後に行うことも可能です。

確かにATMから融資が引き出せるものは殆どありませんが、学生が使うにはよく考えられたローンなのです。

一般向けのキャッシングの利用を検討する場合には学生ローンの利用も同時に検討してみて下さい。

学生ローンは卒業後も同じ条件で利用出来る

ローンの利用を考えている学生の中には、学生ローンは卒業の際に、清算してしまわなければならなくなるので一般向けのキャッシングを利用したいと考えている場合が有ります。

しかし先ほど触れたように、学生ローンは学生の間に借りたものを卒業後に返済することができるものも多いのです。

もっと正確に言えば、学生時代に申込みをしていれば、卒業後もそのまま同じ条件で利用を続けることができるのが普通です。

つまり、卒業後は返済だけではなく借入れもそれまでと同じように利用できるのです。

卒業後に会社員のように安定した給料が入ってくるのであれば、その時に乗り換えたほうが良いのかもしれません。しかし例えば自営業者になるのであれば、収入は会社員程安定しませんから、そのまま学生ローンの利用を続けたほうが良い場合も有ります。

ローンはその性質をよく調べて自分にとって利用しやすいものを選ぶようにしましょう。

~収入が無い場合にはまずはアルバイトを始めよう~
学生で収入が無いけどお金が必要と言う場合には、当然返済ができませんから、一般向けのキャッシングも学生ローンも借りることはできません。そういう場合にはまず借入れを考えるのではなくてアルバイトを始めて自分で稼ぐことを考えましょう。

ここで学生が一般向けのローンであるレイクが利用できるかについて纏めておきます。

  • レイクは申込みを停止し後継ローンが提供される
  • 一般向けローンは学生ローンより学生には使いにくい面が有る
  • 借入れる場合には返済の可能性を探っておくことが重要
  • 学生の場合一般向けのローンの利用はお勧めできない

新しく提供されるレイクALSAの利用を考える場合には、まずは学生でも申込めるのかどうかという点から確認することを忘れないようにしましょう。

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