学生ローンを調査!親より頼れる金融屋さん探し

運転免許取得費用を学生ローンで借りたい!運転免許ローンの利用も可

大学などに進学すると最初の夏休みを利用して運転免許取得を考えている人が多いですが、この費用をローンで賄う場合、運転免許ローンというものがあるので通常はこの利用を考えますが、学生が利用できるものは限定されるので注意が必要です。

もし運転免許ローンが利用できない場合には何にでも利用出来る学生ローンを利用することになりますが、この場合運転免許取得のための費用全てを借りられるかどうかは微妙で、いくらかは自己資金を用意しなければなりません。

ただし、免許取得に続いて自動車の購入を考えている場合には、免許の取得時点で融資を受けてしまうと、自動車購入のための融資を受けるのが難しくなるため、借入れは将来をよく考えて行うべきでしょう。

運転免許証を取得したいがお金がない!運転免許ローンがお勧め

運転免許も教習にかなりのお金がかかってしまうので、なかなか取得が難しくなってきています。そこで免許取得にローンを利用しようと考えるわけですが、こういう場合に通常利用されるのが運転免許ローンということになります。

運転免許ローンは銀行の目的別ローンに用意されている場合も有りますし、信販会社が用意している場合も有ります。また大学にもよりますが、各大学にある生協などが提供しているものもあるので選択肢としてはいろいろあります。

しかし問題は学生でも審査に通るかと言う点です。銀行や信販会社の運転免許ローンは学生では通過が難しく、学生が利用できる可能性が有るとすれば生協が提供しているものということになるでしょう。

運転免許取得に利用出来るローンとは

運転免許の取得のための教習では以前は10万円程度で済んでいた時代も有ったのですが、今やそんな金額では全然足りないようで、免許を取りたいが、お金がないという人は大変多くなっているようです。

特に免許を取りたいと考えるのは、免許取得可能年齢に達し、高校を卒業して大学などに進学した直後の夏休みあたりと言う場合が多く、アルバイトを始めるかどうかと言う時期にあたり、お金の余裕が殆ど無い時期に重なります。

このためこういう人の場合、免許を取得するためには、ローンを利用してお金を借りる必要が有るというのが普通です。

この免許取得に利用できそうなローンには次のようなものが考えられます。

  • 運転免許ローン
  • 一部の自動車ローン
  • フリーローン

この中で自分が利用できるローンを選んで融資をしてもらって教習所に通うという事になる訳です。

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運転免許ローンとは?

運転免許ローンや自動車ローンと言うのは銀行の目的別ローンの一つと言う位置付けではありますが、その他にも提供している業者が有ります。

例えば運転免許ローンを提供している業者には次のようなものが有ります。

金融業者 金利
銀行 1%台から3%台
信販会社 13%程度
大学などの生協 9%程度

もちろん生協の場合には、実際に融資を行うのは生協と提携している信販会社などということになります。

審査に通過できるかどうかが問題

ただし、これ等のローンでも審査に通らなければ融資を受けることはできません。

学生が審査に通過できるものと言う事で考えると、銀行や信販会社のローンでは審査通過はかなり難しいと考えておいた方が無難です。

現実的に利用できそうなものと言えば大学などの生協で斡旋している運転免許ローンということになるでしょう。

ただしこの場合でも、通常は親に連帯保証人になってもらうことが前提になっているので、まずは親に頼んで免許を取得することを了解してもらったうえで、連帯保証人をお願いしてください。

またこの生協で斡旋しているような運転免許ローンでは提携している合宿によって免許を取得することが前提になっている場合も有るので、申込みの前に良く条件を確認しておく必要が有ります。

~目的別ローンとフリーローン~
ローンには本文で説明している運転免許ローンのように融資されたお金の利用目的が決められているローンと学生ローンやキャッシングローンのように何に利用しても良いフリーローンが有り、通常は目的別ローンのほうが金利が低くお得な利用ができます。

学生ローンで免許取得は可能か?金額的にはちょっと足りない

運転免許取得の費用としては25万円から30万円程度と言われており、免許を取得するためには、この金額を何らかの方法で用意しなければならないということになります。

このため運転免許ローンの利用ということになったわけですが、審査が厳しく借りられない場合も無いとは言えません。

そこで、もう一つ利用できるとすれば学生ローンということになりますが、学生ローンの場合、初めて借りるとすれば10万円から20万円がやっとです。これでは免許取得にはちょっと足りません。

したがって、この場合には自己資金を用意しなければならないわけです。ですから学生ローンを利用するにしてもまずはアルバイトをしてお金を貯めなければなりません。

運転免許取得のための費用はどのくらい?

運転免許取得費用をローンで借りるとして、どのくらいの費用が掛かる事になるのでしょうか。これは教習の受け方にもよるので一概には言えませんが、概ね次のようになっています。

教習の方法 費用
合宿 20万円~25万円程度
通学 30万円程度

合宿の場合宿泊費や食費も込みの値段ですから、通学よりもかなり割安ということになり、夏休みに集中して免許を取ろうという場合にはお勧めと言えるかもしれません。

いずれにしてもかなりの金額が必要ということになり、自己資金が無ければ、これ等の金額をすべて借りるということになります。

学生ローンはいくらまで借りられるか

もちろん運転免許ローンが利用できれば、必要なお金を借りることはできるはずです。しかし審査の結果、運転免許ローンの利用ができない場合には、学生ローンということになりますが、学生ローンでこれだけ借りられるのでしょうか。

学生ローンの融資上限は一部違いはありますが、多くは50万円となっています。50万円なら大丈夫だと考えてしまいますが、これは上限であって、誰でもそこまでの借り入れができるわけではありません。

融資される金額は審査での信用評価によって決められますが、初めて利用するような場合には、10万円台程度になってしまうのが普通です。

ですから、学生ローンを利用する場合には、運転免許取得に必要な費用全てを賄うのは難しいということになります。

多少足りないので自己資金を用意する必要が有る

つまり、学生ローンの場合には15万円借りられたとして、合宿教習を利用するとしても5万円から10万円足りないということです。

このため、教習を受ける場合には、この穴を埋めなければなりません。具体的には、ローンとして借りられない分のお金を自己資金で用意しなければならないのです。

例えば1年生の夏休みに免許を取ってしまおうという場合、4月に入学したらすぐにアルバイトを始めて、足りない分を貯蓄しておくか、夏休みは諦めて、少しづつ貯蓄をして冬休みかかなり長期の休みになる春休みに教習を受けるという方法も考えられます。

学校に慣れないうちにアルバイトに励むよりも、多少遅れはしますが少しづつアルバイトをすればよい後者の方が無難でしょう。

~学生ローンは業者は少ないですが多くは全国から利用出来る~
本文では運転免許のお金を学生ローンで賄うという話を説明していますが、最近学生ローンを扱う業者は減っていることから、自分の近くには学生ローンを提供している業者が無いという人も多いでしょう。しかし最近ではインターネット経由で全国から申込める業者もたくさんあるので、諦めず一度調べてみて下さい。

免許取得後をどう考える?自動車購入ならその費用も考えるべき!

免許取得は良いのですが、免許と言うのは取得後のほうが問題です。免許を取れば自動車が欲しくなるのは普通の欲求です。しかしそれは自動車を買うお金が必要になるということを意味します。このお金はどうすれば良いのでしょう。

もちろん自分は免許取得だけが目的で、その後はペーパードライバーで構わないと考えているのであれば、免許取得時に何らかのローンを使ってお金を借りても構わないでしょう。

しかし、免許取得後自動車の購入を考えているのであれば、免許取得時に借入れしてしまえば、学生では何件もローンを借りるのは難しいですから、自動車購入のための借入れを行うのはまず無理です。

免許取得後にどうしたいのかをはっきりさせよう

ここまでは運転免許を取得するための教習の費用をどうするかと言う視点で説明してみましたが、免許取得を考えるとき、長期的に考えれば、これだけでは話は終わりません。

免許取得を考えている学生の内の何割かはその後に実際に自動車を手に入れて運転することを計画している筈です。最初からそうは考えていなかったとしても、免許が取得できれば自動車が欲しくなるのは普通のことです。

そこで免許の教習を申込む前に、自分はその後どうしたいのかをよく考えてみましょう。

もし自動車を実際に運転してみたいから自動車の購入を考えていると言う場合には、運転免許の取得費用だけではなく自動車の購入費用についても考えておく必要が有ります。

自動車購入の予定が無ければ免許取得はローン利用で問題無し

もし考えた末に自動車の購入は必要なく、当面はペーパードライバーかたまに家族の自動車を利用するだけで構わないという場合には、特に自動車を購入する費用について考える必要はありません。

そういう場合には、ここまで説明してきた様なローンを利用して、運転免許の教習費用を調達しましょう。

こういう人は自動車購入は多分卒業後必要に応じてということになるはずです。

それまで漫然と過ごすのではなく、その時のことを考えて月々少額でも良いですから、少しづつ貯蓄をしておき、購入時の借入れをできるだけ少なくするように自己資金を貯めておきましょう。

自動車購入予定であれば免許取得で借入したら再度の融資利用は難しい

しかし免許取得後できるだけ早く自動車の購入を考えているのであれば、そう簡単ではありません。

もし教習のためにローンを借りたとすれば、その直後に改めて例えば自動車ローンやあるいは学生ローンを借りるというのは、まだ教習のためのローンの返済が終わっていない段階ですから、まず難しいと考えられます。

ですから、もしそういう計画が有るのであれば、より高額の費用が掛かるであろう自動車購入のための借入れを行い、教習にかかる費用と言うのは全額自己資金で賄うことを考えるべきでしょう。

そのためには春休みどころか翌年の夏休みまでアルバイトを続ける必要が有るかもしれませんが、後々の事を考えれば、それもやむを得ないのではないでしょうか。

~運転免許は取っておいて損は無い~
最近では自動車離れが進んで、都市部の学生では自動車を購入しようという人は少なくなる傾向が有りますが、運転免許と言うのは就職でも有利になる可能性も有るので、運転するかしないかは関係なく学生時代に免許を取得しておいて損は無いはずです。

まず自己資金を作って借りないで済ませる方法も選択肢!

では自動車の購入まで考えているとしてどのような解決法が有るでしょうか。1つの方法としては、免許取得費用は全額自己資金で賄って、こに時点ではお金は借りないようにすることです。免許取得費用程度であれば貯蓄はそう難しくないでしょう。

自己資金が用意できれば、免許取得費用を返済して行く必要は無い訳ですから、自動車購入のためのローンについて考えれば良いということになります。もちろんこれだけでも学生としてはかなり借入れは難しいはずです。

貯蓄するのであればまずはいつまでに幾ら貯めるのかの目標を決めましょう。人間というものは目標が有るのとないのでは結果は全く違ってくるものです。無理な目標は良くありませんが、適正な目標を立ててそれを実現させていきましょう。

免許取得費用程度の用意ならアルバイトで可能

そこで免許取得後自動車を購入するという前提で免許取得費用を自己資金で賄うことを考えてみましょう。

自動車の購入費用の場合、貯蓄するとしたら何年もかかってしまいますが、免許の取得費用であれば、全額を用意するとしてもそれ程長期間かかってしまうということにはならないはずです。

学生の場合、学業優先でなければいけませんから、アルバイトばかり行っているとうわけにはいきませんので、月々5万円を稼ぐという前提で考えてみましょう。

全てを貯蓄に回すというような事はできないでしょうから、3万円だけ貯蓄できると考えれば、25万円を貯蓄するのに8カ月から9カ月ということになります。

この計算で行けば例えば学校に慣れてきた夏休み後からアルバイトを始めたとしても、翌年の夏休みには貯まっている筈です。

また学業に影響がない夏休みや春休みなどの長期休暇の時だけ集中してアルバイトを行ったとしても、その程度は稼げるはずです。

したがって、入学初年の夏休みと言うのは厳しいですが、翌年なら、無理なく自己資金を用意できるのではないでしょうか。

自己資金が用意できれば返済の必要が無く後々安心

自己資金で免許を取得という話は、免許取得後に自動車を買う為ということで進めてきましたが、これ以外にも大きな利点が有ることを忘れてはいけません。

自己資金ということは少なくとも免許取得のためにお金は借りないということです。そうすると返済の必要も無いですし、ローンにつきものの利息の支払いも無くなる訳です。

しかも貯蓄している段階で利息を支払うのではなくて微々たる金額だとしても利息を支払ってもらえます。

つまり時間がかかるという問題は有るにしても、借入れするよりもずっとお得な免許取得ができるという事になるのです。

目標を決めて貯蓄を始めてみよう

そこでまずは貯蓄を始めましょうという話になる訳ですが、その時は、まずは無理のない範囲でいつまでに幾ら貯めるかとう目標を決めるようにして下さい。

人間というものは、目標が無いと、なかなか上手くいかないもので、特にお金を貯める場合には大変重要なことです。

もちろん実際にやってみたらなかなか目標通りには行かないと言う場合も有りますから、多少続けた段階で目標を見直すことも必要ですが、無駄遣いをしないためにも、目標を持つことでそれが多少のプレッシャーになるようにしておくことが必要です。
~自分のお金の管理が大変重要~
本文で勧めているようにお金を貯めようという場合、まず必要なのは自分のお金を管理することです。自分の収入は分っても支出は分らないという人も多いと思いますが、それでは自分が何にお金を使っているかどうかわかりません。それらがはっきりできれば節約できる部分も見えてくるので、貯蓄をする場合でも、他に無駄遣いをしていてなかなか貯まらないというような事が防げるはずです。

ここで運転免許取得費用を学生ローンで借りることについて纏めておきます。

  • 運転免許取得のための借入れ方法には運転免許ローンが有る
  • 学生ローンの借入れでも可能だが全費用を借りることは難しく自己資金が必要
  • 免許取得後に自動車の購入予定が有る場合には購入費用も合わせて考えておく必要が有る
  • 自動車購入予定であれば免許取得は全額自己資金で賄う事も考えるべき

免許を取得すると自動車が欲しくなりますが、欲求に流されるのではなくて、本当に自動車が必要なのかを考え、必要性が低い場合には卒業後まで先送りすることも考えてみましょう。

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