学生ローンを調査!親より頼れる金融屋さん探し

楽天カードローンは学生でも利用可能?クリアすべき利用条件とは?

楽天カードというのはネット上の巨大ショッピングモールである楽天の発行するクレジットカードで、ネット上から申込みが簡単に行えるうえに学生でも作ることができます。

楽天カードはクレジットカードですからショッピングの他、キャッシングの利用も可能でが、このキャッシング機能を学生ローンと比べると返済は学生ローンのような自由度は無いので返済しやすいとは言えません。

このため学生の場合は学生ローンよりも返済に行き詰る可能性は高くなります。ですから、ショッピングを利用するにしてもキャッシングを利用するにしても、まずは自分の返済能力を的確に把握することが必要です。

楽天カードはクレジットカード!学生でも申込むことができる

楽天は実店舗を持たずネット上に展開しているモールですが、最近では銀行やクレジットカード業界などの金融業にも進出していて、楽天カードはこの楽天が発行するクレジットカードです。

クレジットカードにはいろいろあって社会人でなければ申込めなかったりする場合も有りますが、楽天カードはそういった制限がない為、学生でも比較的簡単に申し込むことができて大変便利なカードになっています。

申込みでは本人確認書類の送付も必要ないのですが、カードの受け取りの際に本人を証明する書類を提示して、確認を受けなければならず、その点には注意が必要ですから慌てないように証明書類を用意しておきましょう。

楽天カードとは?

楽天はインターネット上にある巨大ショッピングモールと言うのはよく知っていると思いますが、実空間ではこういったモールの場合ポイントプログラムを搭載したポイントカードを持っているものです。

そしてこういったポイントカードはクレジットカードと提携してモールのポイントプログラムを搭載したクレジットカードが発行されるようになります。

楽天の場合には、グループ内に楽天銀行などの金融部門を作ってこの中でクレジットカードを発行しており、これが楽天カードと呼ばれるものです。

もちろんネット上のモールしか利用できないのでは不便ですから、国際カードとも提携していて、実空間でも加盟店であれば世界中で利用することができます。

申込みは学生でもネット上から簡単に行える

楽天カードの申込みは元々がインターネット上にモールを展開している会社の発行ですから、申込みもインターネット上から簡単に行うことができます。

ただし、申込みには年齢制限が有り、18歳以上でなければなりません。

また18歳であっても高校生は申込めないので、申込みできる学生としては高校卒業後上級の学校に進学した人ということになります。

最近では楽天カードをテレビでも盛んに宣伝していますから、学生でも申込めると言ってしまうと高校生も申込みたくなる場合が有るようです。

しかし、万が一審査に通ってもバレた時点で解約になってしまう為注意してください。

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カードの受取り時には要注意

多くのクレジットカードやキャッシングの申込みでは、申込時に本人確認書類を提出しますが、楽天カードの場合には申込み時点ではこういった書類は要求されません。

ただし、カードの受取りは次の3つの内のいずれかになります。

  • 日本郵便の本人限定受取郵便
  • 日本郵便の簡易書留
  • 佐川急便の受取人確認サポート

例えば個人限定受取郵便の場合、カード受け取り時に日本郵便によって本人確認が行われることになります。

この場合、申込時には確かにそういった書類が必要なくて簡単なのですが、最終的には本人確認書類が必要になる訳です。

この確認は楽天ではなくて日本郵便が行いますから、日本郵便が指定する次の書類の中の1つを用意しておかなければなりません。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • マイナンバーカード
  • 健康保険証
  • 等 公的証明書

したがって例えば学生ローンのように学生証の提示では公的証明書ということにはなりませんから、予め用意しておかなければなりません。

~クレジットカードには学生向けのものも有る~
楽天カードは学生でも申込みができるというだけでカードとしては一般向けのカードです。これに対してクレジットカードには学生向けのものも有ります。こういうカードは卒業後に一般向けに移行することができます。

学生ローンとの違いに注意!キャッシングの返済の自由度は低い

楽天カードはクレジットカードですからキャッシングにも対応しておりカードローンのように利用することが可能です。

これに対して学生ローンはカードローンのような利用ができるところは殆どありません。

また返済方式は楽天カードの場合リボ払いに対応して返済しやすいのですが、学生ローンのように自由度の高い返済はできません。

このため返済の面から考えれば学生には学生ローンのほうが向いていると言えるでしょう。

楽天カードだけではありませんが、クレジットカードやカードローンといった金融商品と言うのは月々安定した収入が有ることが前提になっています。

ですから、これらはやはり一般向けと考えなければならず、学生が利用するには難しいものです。

学生ローンの融資はカードで利用できるところはほとんどない

楽天カードはクレジットカードですから、本来の目的としては楽天での買い物をスムースに行って、売り上げを伸ばすということです。これはクレジットカードのショッピング機能と言われるものです。

ただしクレジットカードの機能はこのショッピング機能だけではありません。もう一つの大きな機能として、お金を借りることができるキャッシング機能と呼ばれるものが有ります。

楽天カードもクレジットカードですからこのキャッシング機能を持っています。このキャッシング機能は次のような仕様になっています。

商品名 楽天カード キャッシング機能
融資額 10万円~90万円(初回申込時、増額は審査次第)
金利(年利) 18%
返済方式 一括払い、リボ払い

クレジットカードもカードローンと同じようにATMから融資を引き出すことができるので、利用感覚としては同じです。

これを学生ローンと比較した場合、学生ローンではATMで利用できるものはいくつかを除いて殆ど無く、融資は窓口あるいは銀行振込によって行われる事になるので、使い勝手は楽天カードに比べ良くありません。

返済方式は学生ローンのほうが自由度が高く学生向き

ただし、返済方式は楽天カードの場合一括返済か、あるいはリボルビング払いということになるため、分割で返済するとすれば、月々例えば常に5000円というように一定額の負担が生じます。

これに対して、学生ローンの返済方式は多くの場合元金自由返済方式と言う方式が採用されており、自分の収入に合わせて利息分以上であれば元金の返済はいくらでも構わないというようになっています。

ですからアルバイト収入が有ったとしても、学業との兼ね合いで収入額が不安定になってしまうことの多い学生の場合には、返済方式としては学生ローンの方が安心できるローンということができるでしょう。

楽天カードはあくまで一般社会人向け

こういった点を考慮した場合、やはり楽天カードというのは学生が申込めるというだけで、あくまで一般社会人が便利に利用するというものといえそうです。

ただし申込みが比較的簡単であると言う理由と、現在ではインターネットの利用が一般化してきており、クレジットカードが無ければ、不便でしょうがないという理由で、学生も申込みたいというのは理解できます。

ですからもし利用するのであれば、どうすれば問題なく利用して行けるのかと言う点をよく考えて、無理な利用をしないことが大変重要になるでしょう。

~カードローンとして利用出来る学生ローンに注意~
学生ローンの中にも極一部ではATMから融資を引き出せるカードローン的な利用が可能なものが有ります。ただしこの場合店舗以外で利用出来るATMでは利用手数料がかかってしまいますから、その点注意が必要です。

学生ローンよりも返済ができなくなる可能性は高い!

学生の場合には勉学を優先させなければなりませんから、時期によってアルバイトができる時間が変動することになります。

このため一般向けの金融商品の場合返済できなくなる可能性は学生ローンよりも高くなります。

もし無理して一般向けの金融商品を利用していて返済できなくなった場合、学生だからと言って特別扱いを受けることはありません。

下手をすれば債務整理をしなければならなくなり、場合によっては自己破産に追込まれることも有ります。

ですから学生ローンを借りる場合もそうですが、特に一般向けの金融商品を利用する場合は、自分が返済して行けるのかどうかという事をしっかり計算する必要が有ります。

どの程度まで返済できるのか把握しておくようにして下さい。

学生の場合収入が少ない時期には返済できなくなる可能性が有る

そこでどういった点に注意しなければならないのかについて説明して行きます。

お金を借りる場合最も注意しなければならないのはやはり返済です。ローンを利用しようという場合、借り手は借りられるかどうかと言う点を心配しますが、本来は返済できるのかを心配すべきなのです。

楽天カードのキャッシングの返済は一括払いでなければ月々利息分と元金返済分の合計が一定額になるリボルビング払いになります。

このリボルビング払いと言うのは安定した収入が有る社会人には大変返済しやすい方法と言われています。

しかし例えば自営業者などの場合には収入が安定していない場合も有り、かえって返済しにくい返済方式になってしまう事もあります。

これは学生でも同じで、アルバイト収入といっても会社員程の安定性が有る場合は少なく、やはり返済に行き詰ってしまうことは珍しいことではないのです。

返済できなければ最悪自己破産しなければならない

そういった場合、家族などに相談して返済するお金を作れれば良いのですが、そういうことができなければ、学生と言えども債務整理に追い込まれる事になってしまいます。

債務整理と言うのはそれまでの契約内容では返済ができないので金融機関側と、場合によっては裁判所も含めて、返済できる条件について見直すことを言います。

しかし学生の場合にはそもそも収入自体が不安定ですから、なかなかそういったことができないことも有って、そういう場合には最悪自己破産するしか方法が無くなることも有るのです。

そうなってしまうと金融機関の扱いはブラックということになって、しばらくはお金を借りたり、新たにクレジットカードが作れなかったり、大きな不利益を被ることになります。そして、そういう状態で社会人を迎えることになってしまうのです。

自分の返済能力を正確に把握する必要がある

したがってもし楽天カードを作ってキャッシングの利用もしようと言うのであれば、自分が返済できる範囲で使わなければなりません。

そのためにはまず自分が月々いくらまでなら返済できるのかをよく把握して、リボ払いをその範囲内の金額に設定しておかなければなりません。

そこで自分の収入と支出から月々の収支を1年分程度計算してみて下さい。その中の最低額が自分が支払える返済額の上限と考えてください。

もしそれで支払えないようなら、楽天カードのキャッシングの利用は諦めなければなりません。

~お金を借りたら返済計画を立てよう~
もしお金を借りようという時には、月々返済して行くお金をどのように作っていくかを考えて、予め返済計画として纏めておきましょう。月々アルバイトをどのくらいしなければならないかをはっきりさせる事が重要です。

借入先はよく考えて決めよう!何を重視するかが重要

もしお金が必要になって借入れを考えた場合には、返済の負担を考えて、まずはどうすれば借りなくて済ませられるのかに知恵を絞ることが重要です。安易に借入れだけを考えるべきではありません。

どうしても借入れが必要ということになった場合には、次に自分は何を重視するのかよく考えて借入先を決めてください。

便利さ優先なら一般向けの方が良いですし、返済の柔軟性なら学生ローンと言う事になります。

ただし、学生なのですから、自分の収入が不安定だということはよく自覚して、自分の支払能力が月々大きく変動する場合には、やはり学生ローンを選んでおいた方が、後々無難ではないかと考えられます。

まずは借りない事を考える

お金が必要になる事は誰にでもあります。これは学生でも変わりは有りません。

現在ではクレジットカードを始め簡単にお金が借りられる方法が有るため、すぐに借りることを考えてしまいます。

しかし、以前のように借入れがそう簡単にはできない時代には、まず考えたのは、借りることではなくて、そのお金をどうやって捻出するかということです。

要するに借りなくて済ませるにはどうすれば良いのかをまず考えたわけです。

これは現在でも通用する話です。お金が必要だと思ったら、まずは借入方法を考えるのではなくて、借りなくて済ませる方法を考えるべきです。そうすれば返済の負担を背負う必要もないのです。

自分が何を重視するのか考えて借入先を決める

もしどうしても借入れが必要だった場合には、借入先を決める時は、自分は何を重視するのかを考えてみましょう。

まず便利さを追求するのであれば、楽天カードのようなクレジットカードやカードローンを利用すべきでしょう。

しかし返済の負担の軽減を重視するのであれば、学生の内は学生ローンの利用も選択肢になります。

このように自分が重視する点をはっきりさせれば、どの借入方法を利用するのかは見えてくるはずです。

収入が不安定なら一般向けローンは勧められない

ただし、一般的な話をすれば、学生のように収入が不安定な場合には、一般向けのローンやキャッシングの利用はあまり勧めることはできません。

なぜ学生ローンというような形で学生に特化したローンが用意されなければならなかったのかと言えば、学生にもお金を借りるという需要はあるが一般向けのものが利用しにくかったためです。

ですからそういう歴史的な経緯も良く考えて、安易な選択をしないように注意してください。

~学生が必要になるお金とは~
学生が借入れしてでも必要なお金というのは、特殊な利用が無ければ、通常は学費を含めた教育費でしょう。本を買うにもお金が必要です。しかしこれを学生ローンやキャッシングで賄うのは無理が有りますし、金利的にも不利です。ですから学校に入学する前にどのように教育費を用意するのか親を交えてよく考えておきましょう。教育費なら奨学金や教育ローンも有り、もっとずっと有利な借入れができるのです。

ここで楽天カードは学生でも利用できるかについて纏めておきます。

  • 楽天カードは学生でも申込みができる
  • 楽天カードのキャッシングは学生ローンよりも返済方式の自由度は低い
  • 学生ローンに比べて返済できなくなる可能性が高くなる
  • 借入先は何を重視すりかよく考えて決めることが重要

学生は学業が本分で、学業のための借入れは仕方が有りませんが、それ以外のための借入れはお勧めできません。借り入れを考えるときはまずは周囲に相談して意見を聞いてみて下さい。

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