学生ローン申込みの必要書類を確認!学生証の提示も必要?
どんなローンでも申込みの際には申込書の他にいくつかの書類の提出を要求されることがあります。通常は本人確認書類の他、年収の証明書類が要求されますが、学生の場合には学生証の提示が必要になります。
提出は申込書などと同時に必要書類の写しを付けるのが基本ですが、最近では申込情報を申込書ではなくインターネット上から電子的に送信する事が増えている為、必要書類も電子化して送信する場合もあります。
提出時期は申込み情報と同時の場合も有りますが、申込み情報だけで仮審査を行い、仮審査通過の後書類を送信して本審査から契約までを行うと言う場合も有るので、予めいつ書類を提出するのか確認が必要です。
ローンの申込みには必要書類が有る!学生ローンでは注意が必要
ローンの申込みでは申込書の他、証明書類等が必要になりますが、何が必要なのかは、それぞれのローンで決められていて一般向けの場合には本人の証明書類と収入の証明書類が要求されるのが普通になっています。
しかし学生ローンの場合には、本当に申込者が学生であることを証明しなければなりませんから、学生証の提示を求めている業者が多くなり、本人確認書類を学生証にしている場合も有ります。
ただしこれらの書類に実際に何が利用できるのかは、各ローンごとに決められており、他では認められている書類が認められないということも有るので、申込みの際には必ず予め確認しておくことが必要です。
一般向けのキャッシングローンの必要書類とは
まず一般向けのキャッシングローンを申込む場合に必要になる書類を調べてみましょう。必要書類と言うのはそのローンによってそれぞれ決められていますが、通常は次の2つということになります。
- 申込者が本人だと証明する書類
- 申込者の収入を証明する書類
まず融資を申し込んできたのが全くの他人ということもあるので、申込者が本人であることを証明する必要が有ります。金融機関は例えば免許証を提示してもらうことによって、この証明を行っています。
また返済能力を確認するために源泉徴収票などの提出が求められます。
ただし、ローンによって違いますが、消費者金融の場合には50万円以内、銀行の場合には100万円以内或は300万円以内などとそれぞれ違いますが、提出の必要が無い場合も有ります。
学生ローンの場合学生と言うことを証明する学生証が必要になる
では学生ローンの場合はどうなのかと言うと、基本的には同じで本人の証明と収入の証明が必要になりますが、本人の証明書類としては学生証の提示を求めるのが普通です。
これはそもそも学生ローンですから学生であることを証明するためと言う意味も有ります。場合によっては住民票うなどの本人を証明する書類と学生証の両方を求められる場合も有ります。
また学生ローンの場合、自分の口座のキャッシュカードのコピーの提出を要求されることも有ります。これは要するに振込先を確認するためです。
収入の証明書類は融資額が少額ですから、提出を要求していないことも有りますが、提示することによって金利が有利になる事も有るので注意してください。
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ローンによって利用可能な書類が違うので確認が必要
ただしこれは一例であって、必要な書類を決めているのはそれぞれの金融業者ですから、申込みの前に必ず必要になる書類を確認しておくことが重要です。
業者によっては他では特殊な例も有るので、必ず確認して、申込みの前に必要になる書類を準備しておくようにしましょう。
後で触れますが申込方法によっても用意する形式が違いますからその点も確認しておく必要が有るので注意してください。
学生の場合、ローンの借入だけではなく、多くの場面で学生証の提示を求められることが有りますが、学生証も多くの個人情報を含んでいるので安易に提示してはいけません。妥当性を考慮して危ないと思ったら絶対に提示しないようにしましょう。
必要書類はどのように提出するの?インターネット経由の場合は準備要
では必要書類はどのように提出すれば良いのでしょうか。実はこれもローン毎に違っています。しかも同じローンであっても申込方法によっても違いが有る場合が有るので申込方法毎に確認する必要が有ります。
最近増えているインターネット経由での申し込みでは、書類の送付だけは郵送或はFAXを使うというところが多かったのですが、最近では書類の画像データを作って、それを送信する方法を用意しているところが増えています。
場合によってはスマホ用の申込みアプリを用意してその中でカメラを起動して撮影することも有りますが、そういうものが無い場合には申込みを始める前にカメラあるいはスキャナを利用して必要書類の画像を用意しておきましょう。
申込方法によって提出方法が違ってくる
必要書類の種類は同じ学生ローンであれば変わることは有りませんが、提出の方法については同じ学生ローンでも違いが有ることが有るので注意しなければなりません。
申込方法としては様々な方法が用意されている場合が有り、主なものとして次のような方法が有ります。
- 店舗窓口
- 電話やFAX
- 郵送
- インターネット経由
ただし、学生ローン全てがこういった方法を用意しているわけではありません。
場合によっては窓口のみと言う場合が有ったり、それに加えてインターネット経由の2つというようなところも有るので、予め自分の希望する申込方法が用意されているかを確認しておいてください。
申込みの基本は書類で行われ、申込書の提出が必要になります。必要書類はこの申込書の提出時に一緒に提出するということになります。
しかし電話やインターネット経由の場合にはこれが難しいので、それぞれ業者によって対応が違います。
例えば電話であれば申込みたいと伝えた後、その場で申込み情報を伝え、書類は郵送で行うという場合も有れば、電話では申込みたいという情報だけを伝えて、あとは申込書を郵送してもらって、実際の申込みは郵送で行うという場合も有ります。
まずは自分の希望する申込方法の申込手順を確認しておきましょう。
インターネット経由の場合は郵送か画像送信
では最近利用者が増えているインターネット経由の場合はどのように書類の提出が行われるのでしょうか。この場合も電話と同じで申込み情報はインターネット経由で送信して、必要書類は郵送で送るという方法が有ります。
ただし、以前はこういった方法が主流だったのですが、最近ではもっと高度化してきており、必要書類も画像データ化して送信するという方法が利用できる場合も有ります。
このようにインターネット経由と言っても必要種類の提出には方法がいろいろとあるので十分注意してください。
予め必要書類の画像データを用意しておこう
もしインターネット経由で申込みを考えている場合には、やはり申込手順を確認して、どのように必要書類を送ればよいのか調べておきましょう。
申込みにスマホを利用する場合には、申込み専用のアプリが用意されている場合も有るので、そういう場合にはアプリの機能を調べて必要書類はアプリ実行中にカメラ機能で撮影するかどうかを確認して下さい。
その場合には単に書類を用意しておけば申込みが可能です。しかしそういった機能が無いか、パソコンから申込みを行う場合には、送信することになる必要書類の画像データを予め用意しておいてください。
画像データはデジカメで撮影しても良いですし、スキャナーを利用して取り込んでおいても構わないはずです。
ローンの申込みは申込み情報を提出だけでは終わりません。その後審査が行われて融資の可否が決められますが、場合によっては審査が仮審査と本審査の2段階になっている事も有り、更にその後契約と言う手順で進んでいくことになります。
収入を証明する書類は何が必要なの?給与明細でも利用は可能
申込みに必要になる書類には収入の証明書類が有りますが、多くのローンの場合証明をするのは年収額と言うのが普通です。したがって、利用出来る書類は年収が明記された、例えば源泉徴収票のようなものになります。
しかし学生の場合には、こういった年収を証明する書類を用意できない事も珍しいことではありません。このため学生ローンでも一般向けローンでも、そういう場合には月収を証明する給与明細書を2か月分用意すれば良いという場合もあります。
ただし、短期アルバイトのように日給や時給で給与を貰っているような場合には、たとえその金額が明示できたとしても、収入の証明書類としては利用できないので、十分注意しなければなりません。
収入の証明は通常年収を証明する必要が有る
本人確認書類は学生証が利用できるとして、心配になるのは収入の証明書類です。必要なければよいのですが、申込者全員に提出を求めている場合も有るので注意しておかなければなりません。
ローンで収入の証明を求められる場合、通常は年収の証明書類を提出することが必要になります。このためには次のような書類が利用されます。
- 源泉徴収票
- 住民税決定通知書
- 確定申告書
- 納税証明書
- など
学生でもアルバイトを続けていれば源泉徴収票を貰うことはできるはずですが、提出しろと言われてすぐに用意出来る人はそうはいないでしょう。
したがってここではこういった書類の提出が出来ないという前提の話をします。
年収が証明できなければ月収の証明で代替できる場合が有る
一般向けのキャッシングローンでもこういった書類が用意できない場合を想定していることも有りますし、学生ローンならなおさらですが、年収が証明できない時には月収の証明書類で代替できるようになっている場合が有ります。
ローンによっては1月分でも良いというところも有りますから、1月分しか用意できない時にはそういったローンを探してみて下さい。
日給や時給では収入の証明にはならない
注意が必要なのはこれはあくまで月給と言う形で給与を受け取っている場合です。つまり長期アルバイトを行っていて月々お金を貰っている形になっていることが前提になっているわけです。
これに対して学生がアルバイトをする場合には、短期アルバイトと言う形で日給や時間給でお金を受取っていることも少なくありません。
そういった場合には月々の返済が前提になっている様々なローンでは収入の安定性の評価は非常に低くなってしまうことになる為、審査の通過は極めて難しくなり、この場合収入の証明としては利用できません。
金融機関はお金を貸して利益を上げています。したがって返済ができなければ損失に繋がることになります。そこで行われるのが審査で、この中で返済ができるだけの経済的基盤が有るのかや信用についてのチェックが行われます。
書類の提出時期に要注意!ネット上での申込みでは申込時とは限らない
ただし、これ等の必要書類は必ずしも申込時に提出するとは限りませんから注意が必要です。もちろん以前は申込書類と一緒に提出するのが普通でしたがインターネットからの申込みが提供されるようになって状況が変わってきました。
例えばインターネット上から申込み情報を送信して、その情報をもとにして仮審査を行って、問題が無ければ、必要書類を提出してもらって本審査から契約までを行うという手順の場合も出てきています。
ただし、それなら必ずしも申込時に書類を揃えられなくても良いと考える人もいるかもしれませんが、申込んでから見つからないでは済まないので、必ず申込みの前に必要な書類は揃えておくようにしましょう。
必要書類は申込時に提出するとは限らない
必要書類について説明して来ましたが、注意する必要が有るのは提出時期です。以前は申込時に申込書と同時に提出するものでしたが、現在では申込方法が多様化してきたことによって、申込時とは限らなくなってきています。
例えば先ほど説明したように電話の場合、必要書類は別途郵送ということになると、同時に提出と言うより申込み情報とは別に提出するという形になります。
また申込み手順によっても違ってくるため、利用するローンを決める過程で、申込時の必要書類の提出時期についても確認しておくようにして下さい。
インターネット上からの申込みでは仮審査終了後と言う場合も有る
では現在最も申込者が多くなっている申込方法であるインターネット経由の場合を考えてみましょう。
もちろんこの場合も申込時に同時に必要書類の画像データを送信するというものもあります。
しかし、例えば先ほど説明したような申込手順として仮審査と本審査の2段構えになっている場合には、申込時点では申込み情報だけを送信して仮審査に通過した人だけ本審査前に必要書類を郵送によって提出すると言う場合も有ります。
また2段構えになっていなかったとしても、審査通過後の契約時に契約書類とともに必要書類を提出するという場合も有ります。
このようにローンそれぞれで必要書類の提出方法と時期が違っているので慎重に確認しておくことが重要です。
書類は申込時に揃えておいた方が無難
このように現在では必ずしも申込時点で必要書類の提出が必要ない場合も有ります。このため、申込者の中には、申込みを行ってから必要書類を探すという人もいます。
しかし、もしこの時必要書類が見つからず、用意に時間がかかってしまったらどうでしょう。
最近のローンの審査と言うのは非常に迅速になっています。申込みと同時でなくても必要書類はすぐに用意しなければならないのが普通なのです。ですから学生ローンに限らず、何らかのローンを申込もうという場合には必要書類の提出時期に関わらず、申込みの前に書類を用意しておくようにして下さい。
ローンというのは正確に言えば審査が通ったあと契約を行うことによってはじめて利用出来ることになります。ですから契約がどのように行われるか予め確認しておく必要が有るのです。例えば申込みはインターネット上で行えたとしても、契約は書類を交わすことになっていて、その部分は窓口か郵送ということになっている業者もあります。
ここで学生ローンの申込みで必要になる書類について纏めておきます。
- 学生ローンでは申込みに学生証が必要になる
- 必要書類は申込方法によって提出方法が違いインターネット経由の場合画像データが必要な場合も有る
- 収入は基本的には年収の証明が必要だが場合によっては月収の証明で代替できる
- 必要書類の提出記事は申込時とは限らないので要注意
必要書類を偽造した場合、犯罪になってしまうので申込みは正直に行ってください。