学生だが高額のロードバイクを買いたい!どんなローンが利用出来る?
学生には何にでも挑戦できるチャンスが有ります。ロードバイクもその一つです。ロードバイクと言うのは平たく言えば自転車ですが、特に高速走行を目的にしたもので、自転車レースに使われる前提のものです。
ただし、高速走行を目指すには素材なども他の自転車とは違い、軽くて強靭なものが利用されますが、良いものと言うのはやはり非常に高価で、学生どころか社会人でもおいそれと買えるものではありません。
このため、銀行によっては専用の目的別ローンを用意している場合も有ります。学生では高額なものを利用するのは難しいですが、学生ローンの融資の利用や、保証人を探して高額な融資を利用する方法が考えられます。
学生時代にいろいろ経験するのは良い事!ロードバイクもその一つ
ロードバイクと言うのは自転車レースなどの使われる高速走行を目的にした自転車で、学生の中にはこういったレースに挑戦する人もいて、自分自身でもロードバイクが欲しいと考えることも少なくありません。
ロードバイクは高速走行を可能にするために、選び抜かれた素材を利用して作られるもので、外見は自転車であっても、価格はピンキリで高いものになると自動車よりも高くなってしまうことも珍しくありません。
競技に出ようと考えるのであれば、できるだけ高速走行ができるものが欲しくなりますが、そういうものほど高額になってしまう為、学生の収入ではそう簡単に購入を考える事ができるものではありません。
ロードバイクとは?
ロードバイクと聞いてもどんなバイクなのか頭に浮かぶ人は少ないでしょう。実はロードバイクと言うのはエンジンがついているバイクではなくて自転車のことです。
自転車にもいろいろ有りますが、ロードバイクと言うのは一般的には道路を高速走行するための自転車で、普通は自転車の競技会などに利用されるものです。
競技会と言うのはたとえばツールドフランスと言う名前を聞いたことはないでしょうか、ああいった競技会は各地で行われており、各大学にはそれを目指しているサークルなどもあります。
値段はピンからキリだが記録を出すには高額なもののほうが有利
こういったロードバイクの価格と言うのはピンからキリまで様々で、数万円から数百万円というようなものまであります。
しかし、競技会で記録を出すにはやはり軽く強靭な素材でできたものが良く、かなりお金がかかるのが普通です。
各大学にあるロードバイクのサークルでは自転車を楽しむということを目指している場合も有りますが、多くは記録に挑戦することを目指しているのが普通です。
このため、こういったサークルを維持しロードバイクを揃える為にはかなりのお金がかかることになる訳です。
良いものは学生の収入で簡単に支払えるものではない
こういったロードバイクはサークル内で揃える場合は学校からの支援も出るかもしれないので、ある程度のものは揃えられるかもしれませんし、記録が良くなればそういった支援も大きくなるでしょう。
しかし、ある程度続けていれば、自分のものが欲しくなるのは普通のことです。要するに個人でもロードバイクが買いたくなるのです。
そうはいっても、場合によっては自動車を購入するくらいのお金を覚悟しなければならず、学生個人で購入するにはあまりにも高額なため、借入れ無しではまず購入は難しいでしょう。
競技会で優秀な成績を残しているのであれば、本文で説明しているような個人で購入するのではなく、スポンサーを探したほうが良いでしょう。そうすれば高額のローンを背負う必要はありません。
ロードバイクをローンで買う方法とは?専用の目的別ローンもある
そこでロードバイクを買おうという場合、現金を用意出来る人は限られますから、次に考えるのはローンの利用という事になります。
学生であれば学生ローンの利用が現実的ですが高級品になるとこれでは足りません。
一般社会人なら更に高額の融資が受けられるローンを考える事ができます。
例えば銀行によってはロードバイクローンというものが用意されている場合も有ります。もしこういったものが無くても目的を自由に設定できる多目的ローンがあります。
またロードバイクの販売店でも、そう簡単には購入できないということを理解していますから、信販会社と提携して提携ローンを提供している場合もあり、これであれば比較的借り易くなっているようです。
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学生ローンでは足りない場合も有る
ロードバイクも説明したようにピンキリですから、少額のものであれば、多少の蓄えがあれば購入できるでしょう、しかし競技会で良い成績を出せるようなものを購入しようとすると、そう簡単には行きません。
ロードバイクの購入に利用出来るローンには次のようなものが有ります。
- 銀行の目的別ローン(ロードバイクローン、多目的ローン)
- 販売店の提携ローン
- 学生ローンなどのフリーローン
学生がローンを利用しようという場合、最初に考えるのが学生ローンということになりますが、学生ローンの融資上限は殆どの場合50万円です。
ですからこの範囲内のロードバイクなら購入できる可能性があります。
50万円でも自転車としては高すぎる気もしますが、ロードバイクではそうとも言えません。良いものを買いたいという場合にはこれでも足りないこともあるのです。
ロードバイクには100万円を超えるものもざらにありますが、どこまで良いものを追究するかは、よく考えなければならないでしょう。
銀行によっては専用の目的別ローンを用意している場合も有る
銀行には目的別ローンと言って利用目的を限って利用できるローンが有ります。
銀行の中にはロードバイクの購入に限って利用出来るロードバイクローンというものを用意している場合も有ります。
またそういったロードバイクローンは有りませんが、自分で利用目的を決められる多目的ローンというものが有るので、それを利用することも考えられます。
こういったローンを利用できれば、100万円を超えるようなロードバイクでも購入できることになります。
ただしこういった銀行のローンはしっかりした返済能力が要求されますから、審査は厳しくなるので注意しなければなりません。
販売店には信販会社との提携ローンもある
またロードバイクの販売店でも商品を売りたいわけですから、信販会社などと提携する形でロードバイクローンを用意しているところも有ります。
もちろんこの場合でも、100万円を超えるようなものを購入することができます。
しかしやはり返済の可能性が無ければ融資はされませんから、それなりの返済能力を持っていることが利用の前提ということになります。
本文の説明を読んでいると気が付くかもしれませんが、ロードバイクの購入は自動車の購入に似ています。自動車の購入でも銀行の自動車ローンやディーラーの提携ローンなどが有って、その中から借入れできるものを探します。ロードバイクも金額的には自動車に匹敵するものもある訳ですから、自動車の購入方法も参考になる筈です。
学生が高額のローンを利用出来るのか?自分だけでは利用するのは無理
しかし学生がローンを借りるのは返済能力の点で高額利用が難しい筈です。
学生ローンのように50万円以内程度であれば可能性は有りますが、それ以上はまず審査通過は難しいと考えなければなりません。
例えば銀行のローンで言えば、カードローンなら少額の利用の可能性はあるにしても、高額のロードバイクを購入できるようなローンの審査通過はできないはずです。
しかしロードバイクの販売店が信販会社と提携して提供している提携ローンであれば保証人を用意することで借りられる可能性が有ります。ですからこの場合まずは保証人探しが先決ということです。
学生ではフリーローンでも高額融資の審査に通過するのは無理
しかしそれ以上の場合にはカードローンなどのフリーローンであっても一般向けということになって、審査基準も厳しくなってくるので、学生にはハードルが高くなってしまいます。
もちろん学生でも申込みができる一般向けのキャッシングと言うのは探せばいろいろとありますが、法的な上限や内部規定なども有るので融資されるのはやはり学生ローンと同程度が上限ということになります。
それ以上の融資については学生では審査に通過するのはまず無理だと考えなければなりません。
銀行の目的別ローンの利用は難しい
では銀行から目的別ローンとして借りられないかと言えば、こういったローンはやはり一般社会人を対象にしており、安定した収入が無ければ、まず審査には通りません。
特に最近ではこの目的別ローンの審査は厳しくなってきていると言われており、学生でも利用できるような銀行の目的別ローンを見つけるのは至難の業と考えておいた方が無難です。
もし借りるとすれば、教育ローンなどと同じで親権者に借りてもらって、返済分のお金を親権者の方に渡すというような形をとる以外には、方法が無いでしょう。
もちろんそういう場合には親権者の了解が前提になるので、多くの学生にとってはなるべくなら避けたいところでしょう。
販売店の提携ローンに保証人を付ければ可能性はある
最後は販売店の提携ローンと言うことになりますが、このローンもやはり収入が安定していなければおいそれとは貸してくれません。
ただし、そういって断っていたら、かなり需要が見込める学生と言う市場を販売店が利用できなくなってしまいます。
販売店と言うのはローンを貸して利息で儲けを出すのではなくてロードバイクを売らなければ儲けが出ません。ですから提携ローンもなるべくなら貸したいわけです。
そこでこういった販売店の提携ローンと言うのは保証人を付ければ学生でも融資してくれるものがあります。
ですから、学生で高額のロードバイクの購入で融資の可能性が有るとすればこういった提携ローンになります。
ただし、この場合も保証人が必要な訳ですから、やはり親権者に話をするしかないでしょう。
今時まだ就職もしていない学生の保証人になってくれるのは親権者などごく近い身内しかいません。
ですからどうしても高額の融資が必要な場合には、まずは親の所に行って相談してみることから始めてみて下さい。
本文では高額のロードバイクの購入方法について説明していますが、もう一つの考え方としては、自分の借りられる学生ローンの範囲内で選ぶというものもあります。高額のものに目が行きがちなのは分りますが、自分の経済力相応のものを選べば、自分の力だけで購入できる見通しがつくのです。
無茶な借入れをしてはいけない!借入先も注意して選ぼう
ローンというのは返済できなければはじまりません。
ロードバイクがいくら欲しくても無理をしてローンを借りて返済できなければ、結局ロードバイクを手放さなければならなくなってしまう事も無いとは言えません。
もし保証人を立てて借入れを行った場合には、自分が返済できなくなると保証人が返済をしなければならなくなってしまう為、保証人に対して大変な迷惑をかけることになってしまいます。
また業者の中には良く調べないと闇金ということもあります。大手業者から借りられなかったときに、安易に業者を選んでしまうと高い金利で厳しい取り立てを行っている業者ということもあるのです。
まず返済できなければ始まらない
では学生ローンにしろ提携ローンを使うにしろとにかく借りられたとして話を進めましょう。
お金お借りたら次はそれを返済するということになります。これができなければそもそもローンを利用する資格は有りません。
そこで借入れの前に行っておきたいのが自分の返済の可能性を見極めることです。
そのためにはまず自分に月々いくらの余裕が有るかを計算してみましょう。
そこで過去1年分の月々の収入と支出を調べて下さい。そしてそれに基づいて次の計算をして月々の収支額を算出します。
この収支額が自分の余裕ということになります。
この金額が安定していれば月々一定額の返済も難しくありませんが、学生の場合にはかなり上下している筈ですから、最少額になった時を基準に考えるしかありません。
最少額でも返済できるだけの余裕があれば返済は可能ですが、そうでなければ返済できなくなる可能性も有るということです。
返済できなくなれば、最悪自己破産ということにもなり、せっかく買ったロードバイクも手放さなければならなくなる可能性も有ります。
保証人に迷惑をかけないようにしよう
もし保証人を立てて融資を受けた場合には、借り手が返済できなければ、保証人の方に返済の負担がかかることになりますから、大変な迷惑がかかります。
もし保証人が返済できなければ保証人の方が自己破産というような事にもなりかねないのです。
保証人になってもらうというのは保証人の方にもそれだけのリスクを負わせるということを忘れてはいけません。
ですから先ほどの計算で返済するのは難しいと判断した場合には、借入れは見合わせておいた方が無難なのです。
融資してくれる業者が闇金の可能性も有る
もしローンに申し込んだけれども審査に通らなかったという場合はどうするでしょうか。
多くの場合にはそこで諦めてしまいますが、学生の場合には無鉄砲なところが有るので、どうしてもロードバイクが欲しいということになるとさらに業者を探して借入れを模索する場合が有ります。
しかしそういう場合に相手をしてくれる業者と言うのは、もう怪しい業者しか残っていません。つまりそういった業者は闇金ということです。ですから、その時点では、まず一度立ち止まって考える事が必要です。闇金の罠に掛っらたどういうことになるかドラマなどでも良く描かれているので分ると思います。
あまり焦ると碌なことにならないので注意してください。
利用しようという業者が闇金かどうかを見極めるには法律に基づいた業者登録を確認してみると良いでしょう。正規業者なら必ず登録されており、闇金のような非正規業者は登録されていません。登録情報は金融庁のホームページから簡単に検索することができますから利用しようという業者が掲げている情報と登録情報を突き合わせて一致するかどうかを確認して下さい。確認するのは次の情報です。
- 業者名
- 代表者名
- 登録番号
- 所在地
- 電話番号
闇金の中には実際にある業者を詐称している場合が有るので電話番号まですべて一致することを確認しましょう。
ここで学生がロードバイクを買う場合の借入れについて纏めておきます。
- ロードバイクの中には100万円以上の高額のものも有る
- 学生が購入する場合にはローンでお金を借りるしか方法はない
- 学生が借入れできるのは少額で高額の借入れが必要な場合には保証人が必要な場合がある
- 借入れしたら返済しなければならないため借入れ前に返済の可能性を計算しておくことが重要
ロードバイクで競技会に出る為にはロードバイクの購入だけではなく遠征する費用もかなり掛かってしまうので、そういうお金についても良く考えておくべきでしょう。