appleローンは学生でも利用可能？申込時の電話連絡がネック

appleの製品は他のメーカーよりも価格が高めで、購入を躊躇してしまいがちですが、appleは利用者向けのローンを提供しています。このローンは１２カ月以内なら金利0で購入できるので大変有利なものです。

このappleローンは成人していれば学生でも利用できるものですが、社会人はネット上だけでローンの申込みが完結しますが、学生の場合にはさらに電話によってappleに連絡する必要が有ります。

いずれにしてもローンであることに変わりは有りませんから、借りたら返さなければなりません。ですから申込の前には、必ず自分で返済して行くことができるかどうか、検証してみることが必要になります。

appleローンてどんなローン？apple製品購入には便利！

appleの製品と言うのは他とは競争が少なかったり、ブランドイメージが高く人気が有るため、多くの製品が比較的高い値段で売られており、apple製品を購入したいが、なかなか手が出ないというような場合も少なくありません。

そこでappleが用意したのがappleローンというもので、appleといくつかの金融業者が提携してapple製品の購入時に利用できるようになっています。このローンはappleの実店舗だけではなくネット経由での利用も可能です。

しかもローンとしては大変お得になっていて、現在の内容では１２カ月以内で返済してしまう場合には、利用中金利が0％になっている為、利息がかからず、現金で購入する場合と同額でapple製品を手に入れることができます。

appleの製品は他のメーカーのものより高め

appleというのは他のＩＴ企業とはちょっと違いかなり独立志向の高い企業で、良いブランドイメージを作るのに成功しています。

例えばパソコンでも他メーカーはマイクロソフト社のWindowsを載せたものを提供しているのに対して、appleだけは独自のＯＳであるMacOSを載せたMacintoshと呼ばれる機種を提供しています。

またスマートフォンでも他の企業はグーグルの開発したAndroidと呼ばれるＯＳが載っているものを提供しているのに対して、appleだけはiOSと呼ばれる独自ＯＳを載せたiPhoneを提供しています。

それはそれで良いのですが、他社の場合には、同じような機能のパソコンなりスマートフォンを提供していますから、競争状態になり、価格も下がって来ますが、appleの場合は違います。

Macintoshやiphoneが欲しいという場合には、他のメーカーに選択肢がない為、価格がそれほど下がることが無く、同程度水準のものであってもappleの製品は高めになってしまいます。

appleローンはappleと金融業者の提携ローン

このような状況はapple側も認識していて、買いやすくするためにappleは金融業者と提携してappleローンと呼ばれるローンを提供して、製品が高額でも買いやすくしています。

このローンはappleの店舗以外に、appleのホームページから利用出来るオンラインストアでも簡単に利用できる仕掛けが作り込まれています。

社会人であれば、オンラインストアで購入手続きをして、それと一緒にappleローンの申込めば、あとは製品が届くのを待つだけと言う手軽さで利用できます。

１２カ月以内は金利0％で利息無しになり大変お得

しかもこのappleローンでは他の信販系のローンなどを利用して製品を購入するのとは違い、大変有利な点が有ります。

appleローンは返済回数を選ぶことができますが、返済が１２回以内つまり１２カ月以内に行われる場合、金利が0％となり、利息が付きません。

要するにローンを利用しても、現金で買うのと同じだけの負担で購入することができるわけです。

ただし、以前は２４回と言う時期も有りましたから、もしこれからappleローンを利用しようと考えているのであれば、その時点で利息無しになる期間がどうなっているのかについて確認してみて下さい。

学生でもappleローンの利用は可能？申込には電話が必要

こういった何かを購入する場合の提携ローンと言うのは学生では利用しにくい場合も有るのですが、appleローンは学生の利用も可能です。ただし、申込みは成人していなければ行えませんから未成年者には利用できません。

学生もネット経由の申込みができますが、申込み手続き後にapple側に電話を入れる事になっているので、この電話が行われなければ申込みは完結しません。社会人に比べてちょっと面倒ですね。

ただし、appleも自社製品を売りたいわけですから、他の買い物をする場合の提携ローンと同じように、審査は比較的緩く、学生でもそれ程問題無く融資が受けられているようです。安易な申込みは良くありませんが、びくびくする必要もありません。

学生でもappleローンは利用出来る！ただし成人のみ

では学生はappleローンの利用はできないのかと言えば、そんなことは有りません。

ただしappleローンの契約は成人していなければなりませんから、学生と言っても、高校卒業直後の１８歳と言う場合には利用することができません。

これは主に契約上の話になるのですが、未成年者の場合には、法律上契約を交わすときに親権者の同意が必要ということになっているため、もし契約後に親権者が知らないと言えば、融資したお金が返ってこない可能性も有るためです。

しかし自分のパソコン等を購入する時期と言うのは学校に入学する時点と言うのが多いでしょうから、appleとしても本当は１８歳から融資したいはずです。

今後１８歳が成人として認められれば、appleローンの利用も可能になると思われます。

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学生の場合にはネット上での購入手続きに続いて電話が必要

では成人しているとして学生も社会人と同様にappleローンの利用ができるのでしょうか。

実は残念ながらそうではないのです。やはりアルバイト収入しか期待できない学生の場合にはそれなりに業者側も不安が有るということです。

学生が申込む場合には、社会人と同じように製品の購入手続きを行なったら、最後にapple側に電話を入れて、手続きを進める必要が有ります。

社会人に比べて大変面倒と言えますが、学生の場合にはこの手続きをしなければ、ローンの利用はできないということになっています。

審査は比較的緩いと言われている

ただしappleローンの審査と言うのは、それ程厳しくはなく、利用者は比較的緩いと考えられているようです。

学生の申込みでも電話は面倒ですが、根掘り葉掘り聞かれるわけでもなく、大して手間がかかるものでは無いという人が多く、ローンの審査としてはそれほど心配する必要は無さそうです。

こういったメーカー自体が用意しているローンと言うのは、製品を売りたいために用意しているもので、金融機関のようにお金を融資して利益を得るという考えとはちょっと性格が違います。

要するにできるだけ融資をして製品を買ってもらうことが目的のローンです。もちろん返済できないような収入が少ない場合には審査通過は厳しいかもしれませんが、ある程度の収入が有れば特に問題にはならないはずです。

返済の可能性を探ってから利用しよう！安易に申し込んではいけない

appleローンの利用を考える場合には、審査が緩いから大丈夫と考えるのではなく、しっかり返済できるかどうかをよく考えなければなりません。

そこでappelのホームページに設置されているシミュレータを利用して月々の返済がどのくらいになるのか、まずは計算してみて下さい。

次に自分にはどの位の返済がしていけるのかどうかを見極めなければなりません。月々の収支を計算して、自分には月々どの程度の余裕が有るのか計算してみましょう。特に学生の場合には収入が安定しないので見極めには注意が必要です。

もし計算した結果返済して行くのは無理だとわかった時には、いくらapple製品が欲しかったとしても、購入は見送ったほうが無難です。無理して借りてしまうと、返済できなくなって、製品自体を売らなければならない事も出てくるかもしれません。

まずappleのホームページのシミュレータで月々の返済額を計算

審査が緩いのであれば自分にも利用できそうだという人も多いでしょう。しかし緩い審査というものには問題も有るのです。ローンで借りたお金と言うのは自分のものではありません。必ず返済しなければいけないお金です。

審査が緩いということは返済能力が低いという場合も考えられます。緩い審査でお金を貸している場合、返済途中で支払えなくなってしまう可能性も出てくるのです。

そこで借入れができるかできないかを考えるのと同時に、返済して行けるかどうかも検討しておく必要が有ります。

まず返済できるかどうかを判断するには月々どの程度の負担になるのかを計算してみなければなりません。

appleローンのホームページには返済シミュレータが用意されていますから、このシミュレータを利用して月々いくらくらいの返済になるのか計算しておきましょう。

自分の返済能力を計算してみよう

次に返済に必要になるお金ではなくて、自分がいくらまで返済できるのかを計算してみましょう。

特に学生の場合には、学業が有りますから、どうしても収入は安定しません。学生ローンならそういった学生の状況に合わせてかなり自由度のある返済方式が採用されていますがappleローンではちがいます。

そこでまずは１年前からの自分の収入と支出を書き出してください。次に以下の数式で月々の収支を計算してみましょう。

この収支の金額が、返済に回せる金額と言うことになります。月々計算した結果として最も少額になる収支はいくらでしょうか。

絶対とは言えませんがこの最も少額の収支額が次の数式を満たしていれば返済が可能ということになります。

もし支出額なんていちいち管理していないという人は管理できるようになるまでローンの利用は控えたほうが無難です。

返済できそうにない場合には利用してはいけない

もし計算した結果、返済は難しいということになった場合には、どんなに必要な機器だったとしても、借入れするのは見合わせましょう。

必要性が有るのであれば、アルバイトで現金を用意してから購入すれば後々返済して行く必要はありません。お金が貯まるまでは不便かもしれませんが学校の機器などを利用すれば凌げるでしょう。

ＩＴ機器は進化が早い！長期のローンでの購入はあまりお勧めではない

appleローンの利用を考えている人の中には長期の返済を考える人もいますが、apple製品だけではなくＩＴ機器の購入では注意しなければならない事が有ります。

ＩＴ機器と言うのは進歩が非常に早く数年経つと陳腐化してしまうことが有ります。要するに毎年毎年新機能を搭載したり性能アップした機種が出てきてしまう訳です。

このため長期のローンを組んで購入してしまうと、陳腐化してしまった器機に対していつまでもお金を払い続けることになって、支払っているうちに馬鹿らしくなってしまうことが有るのです。

ですからapple製品を購入するにしても、あまり長期のappleローンを利用するのはあまりお勧めすることはできません。１年以内に返済してしまう程度にしておいた方が無難です。

ＩＴ機器は進化が早く数年経つと陳腐になりかねない

説明してきたようにappleローンを利用すれば高額な機器でもローンで購入できます。返済能力によっては６０回払いまで利用できますが、その場合返済が終わるまで５年必要ということになります。

しかしＩＴ関連の知識が有れば良く分ると思いますが、５年経ったらもはや利用環境は大きく変わっていると考えられます。

そもそもＩＴ機器と言うのは６カ月から１年程度で新製品が出て来ます。

つまり今新製品を買ったとしても数年後には機能的にも陳腐になってしまう可能性が高い訳です。

長期のローンを組んでしまうと陳腐なものにお金を払い続ける事になる

このため例えば６０回ローンで買ったとすると３年目あたりからもう新製品の方に目が行ってしまうようになり、そうなったとしても陳腐になったものに対してローンの返済を続けなければならない事になります。

もちろん自分なりに使い込んで、使いやすい環境を作り上げたという場合は、他には目がいかないかもしれませんが、学生の場合には学校やその周辺で新製品に触れる機会がいくらでもあるので、次第にローン返済が馬鹿らしくなって来ます。

ですからappleローンに限らずローンを利用してＩＴ機器を購入する場合には、十分注意しなければなりません。

appleローン利用時でもあまり長期の利用は勧められない

しかし、ローンを利用しなければ購入が難しい訳ですから、ローンの利用方法はどのようにすればよいのか考えてみましょう。

長期に利用すれば機能的に陳腐化してしまう訳ですから、それまでに支払いが終わっていれば、気にならない訳です。

したがってappleローンの利用ではあまり長期の借入れをしないようにしましょう。

１２回では無理と言う場合も有るでしょうから、自分なりにどの程度までは我慢ができるのかということをよく考えたうえで、返済期間を考えるようにして下さい。

ここでappleローンの学生の利用について纏めておきます。

• appleローンは１２回まで金利0％でお得に利用でき審査も緩め
• 学生が利用する場合には電話での手続きも必要になる
• 審査に通ったとしても返済できる保証はないので予め返済の可能性を探っておいたほうが良い
• ＩＴ機器は進化が早くあまり長期間のローンの利用は勧められない

appleローンでも必ず審査に通るという保証は無いので、あまり審査を安易に考えるのではなく、自分の返済能力や過去の金融取引に問題が無かったかなど、一応確認しておきましょう。